無常を教えられる

先日、私の長年の友人のご長男さんが急死しました。
工場で機械に挟まれるという事故でした。
若干26歳。

その工場は、以前当社で働いていてくれてたTさんの会社でした。
それを知って私はなんということなんだと、重い気持ちになって通夜の会場に向かいました。

お通夜にいきましたが、友人は突然の訃報に茫然自失で声のかけようがありません。
大切な跡継ぎを失った友人の気持ちを思うと同じ子を持つ親としても、その無念さは察してあまりあります。
一方、Tさんも当然ながらお通夜の席に来ていましたが、こちらもどう声をかけたらいいものやら、辛い思いはよくわかります。
Tさんは、退社後も会社の経営の相談で何度か私の所へ来られたことがあります。

友人のご子息がどういう経緯でTさんの工場で働き、事故にあったのかは、私にはわかりませんが、どちらも知っている人だけに何故こんなことに・・との思いだけが募りました。

「常なるものは無し」
お釈迦様はそう看破され、無常という言葉を残されましたが、お通夜の席で私は無常としか言いようがないと思っていました。
私達もいつこのような立場に立つかわかりません。
当社は工場ではないのでそのような危険な作業はないと思いますが、通勤や帰宅の中、あるいは業務中の車の運転等、私達は常に危険との背中あわせにあります。

まさに有意注意。
何があるかわからないという覚悟を常に持って私達は行動することが必要です。
どんなものでも永遠に存在し続けることはありません。
この地球すら寿命があり、いずれは宇宙のちりとなる運命だと言われています。
常にあるものなど何もないのです。
その厳しい現実を私達は受け入れながらどんな試練にも前向きに生きて行くしかないのだと、思い知らされたお通夜の席でした。


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