「勝者は解決策に目を向け、敗者は不平に終始する」

宇宙は今も拡大・発展を続けており、すべての物を育て、良い方向へと発展させようとする
愛の意思があるーという稲盛和夫さんのお話しを先週紹介しました。
宇宙の意思と同調できれば、人にも当然こうした拡大のエネルギーが働くというものです。
神様とか宇宙の意思とかいうと抵抗を感じる方も多いと思いますが、私も若い時はそうでした。
ただ、長年いろんな方の話や本を読んだりするうちに、人智の及ばないそういった存在があるのかもしれないと思うようになりました。

いずれにせよ拡大のエネルギーを呼び込むのは喜び、達成感、笑い、感謝の気持ち、他人を思いやる心、分かち合う連帯感、良い姿勢とキビキビした対応などだそうです。
逆に、縮小のエネルギーも働きます。
縮小させる要因となるのは、不平、不満、愚痴、しかめっ面、自己中、嫉妬、怒り、嘆きと悲しみ、悪い姿勢、だらしない態度などです。
したがってエネルギーを拡大させる行為を日常化している人は、エネルギーに満ち、健康的で、明るく、そして発展し、幸せになると言えます。
縮小エネルギーが日常化している人は逆に暗く、不健康で、成長もせず、自ら不幸を引き寄せると言えます。
つまり不幸になる人は精神生活習慣病といってもいいかもしれません。
その習慣を変えない限り、人は幸せにはなれないと言えます。

例えば、高速道路で渋滞に巻き込まれたとします。
エネルギーを拡大させていく人は、仕方がないと音楽でもかけて、陽気に歌を歌ってまぎらわそう、ないしは時間を過ごそうと考えます。
一方、エネルギーを縮小させる人は、怒鳴ったり、割り込んできた車に腹を立てたり、ハンドルをたいたり、しかめっ面で恨み節、はたまたあのインターで降りれえば良かったと後悔したり、果てには道路公団を恨み被害者としての嘆きを繰り返します。

同じ現象に遭遇しても180度違いが生じ、それが幸福か不幸かの明暗を分けます。
人生において「被害者としての対応」が身についてしまった人は、その身に同じような事象を繰り返し起こすそうです。
何故なら環境が変わっても自分で被害者としての要因を探してきて、そこに安住してしまうからです。
したがって、一生、被害者で終わるわけです。
世間や家族や自分の運のなさや、会社や上司、友人を恨んで死んで行くということです。
つまり今さら変えられもしない過去に縛られる人生とも言えます。

一方、拡大エネルギーを持つ人達は、不平や不満を言うエネルギーを問題解決に使おうと考えます。
これが大きな違いです。
「勝者は解決策に目を向け、敗者は不平に終始する」
エネルギーを縮小させる精神構造を持っている人は、それをエネルギーを拡大させる構造へと変える必要があります。

この際、注意しないといけないのは、過去の失敗などは意識して水に流してしまうことで、決して自分を責めてはいけません。
自分を責めると屈辱感、罪悪感につながり、他人のせいにしてしまうのと同じように自分のエネルギーを消耗させてしまいます。
うつ病になる要因のひとつにこれがあります。
これは肝に銘じておきましょう。
「自分に責任をもつこと」と、「自分を責めること」は違うということです。
そして是非、当社の社員の方々は、エネルギーを縮小させる思考パターンを極力排除し、エネルギーを拡大させる生活習慣を心がけて欲しいと思います。


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