地味な努力を積み重ねる

今朝のシスケンフィロソフィは「地味な努力を積み重ねる」です。

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大きな夢や願望を持つことは大切なことです。
しかし、大きな目標を掲げても、日々の仕事の中では、一見地味で単純と思われるようなことをしなければならないものです。
どのような分野であっても素晴らしい成果を見出すまでには、改良・改善の取組み、基礎的な技術の取得や足を使った受注活動などの地味な努力の繰り返しがあるのです。
偉大なことは最初からできるのではなく、地味な努力の一歩一歩の積み重ねがあって初めてできるということを忘れてはなりません。

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その地味な努力を先週の会社の打ち上げの席で実感しました。
Ｅ子さんがたまたま隣に座っていたのですが、居酒屋の飲み物メニューを一生懸命、携帯で写真に納めていました。
私は友人に写メでもするのかなあと思ったのですが、それなら出てきた物を取るはずなので、何をしてるのと不思議に思って尋ねました。
そしたら「このメニューの色合いがいいから、今制作中のホームページに使えないかと思って、撮影しているのです」という答えでした。

それでも最初は意味がわからなくて、表示されている飲み物の色の組み合わせかと思ったのですが、よくよく話を聞くと、メニューはジャンルごとに分かれていまして、それぞれにヘッダー、フッターが帯としてついており、その間の空間にバックの色がついているわけです。
言われてみるとホームページの構成によく似ている。
彼女はその色の組み合わせを参考にしようとしていたわけです。

私はなるほどな～と、感心してしまいました。
四六時中、仕事のことが頭にあるから、居酒屋のメニューひとつ見ても、そんな発想が出てくるのでしょう。
そうでなかったらメニューの選択ばかりに目が行って、そんなこと考えもしないでしょう。
まさにこれが地味な努力を積み重ねるということの実践だなと思いました。
こうした努力は必ず報われます。
すぐに成果が出なくとも、腐らず、是非、続けてください。