ボルネオの猿

今朝はフィロソフィⅢの14、人生・仕事の成果=考え方×熱意×能力です。
まず読みます。
(中略)
フィロソフィを学んでいると自分の「考え方」がいかに大切かということに気づかされます。
とりわけマイナス思考は人生の成果の方程式の値をすべてマイナスにしてしまうので、最悪の結果を我々にもたらすだけです。
でも、わかっているけどどうしてもマイナス思考や愚痴や不平不満が口に出ないまでも頭に浮かんでしょうがないという人はいませんか。

この話は以前もしていますが、昔、本で読んだボルネオの猿の話します。
ボルネオには猿が多く生息し、時々里に出て来て悪さをする。
これがたび重なると現地の人達は猿の罠を仕掛けます。
どんな仕掛けかと言うと、ココナッツの実に猿の拳の大きさに合わせた穴を空け、中にお米を入れた袋を入れておきます。
ココナッツの実はひもで杭か何かに括り付けられており、猿がお米を取ろうとしてもココナッツの実は持っていけません。
さらに猿はお米を手に握りしめているので拳が大きくなって実から抜けません。
手にココナッツの実をぶら下げながら猿は泣き叫びます。
その猿の泣く声が聞こえたら現地の人は棍棒を手にして猿に近づき頭を棍棒で殴り、殺してしまうそうです。
実に単純な猿の駆除です。

でも、皆さん不思議に思いませんか。
猿は何故、手から米の袋を離さないのでしょうか。
死ぬまで離さないのです。
なんと欲なバカな猿だと皆さん笑えますか。

足るを知らず、欲に駆られて自分を見失う、私はこの猿に人間がダブって見えます。
マイナス思考も、周囲への不満や愚痴も、強欲な思いも、すべて自分の心が生みだし、心にべったりとへばりついているのです。
それは自分ではがすしかないのです。
他の猿が助けようとしてもココナッツの実の中に他の猿の手は絶対に入らないのです
自分で手のひらを開くしか助かる道はないのです。
でないと、猿のように私たちはいずれ頭を勝ち割られてしまうのです。


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