仕事を好きになる

成功した人達は一概に好きな仕事で功なり名を遂げたとは言えません。
むしろたまたま就いた仕事を自ら好きになって成功している人が少なくありません。
稲盛さんはその典型でしょう。
私たち凡人は好きな仕事、自分に向いた仕事を探そうとします。
そしてせっかく仕事に就いても、自分に向いていないとか自分の能力に対して給
料が安いとか不満や愚痴を言い、さらには転職したりします。
偉そうなことを言っていますが、実は私もそうでした。

仕事を好きになってスタートしようとする人と、条件のいい仕事や好きな仕事を
探そうとする人。
転職を繰り返すのは後者の人達です。
そしてキャリアアップ出来ず、条件は次第に悪くなって、自分はついていないとか愚痴ばっかりになっていきます。
入社希望の人を面接しているとそういう人が実に多い、当社を辞めた人の中にもそうした人はいました。

私に言わせれば自分に向いた仕事はないと思った方がいい。
その方が余計な迷いが消えて楽になります。
一方で、矛盾するようですが、なんでも自分に向いた仕事にすることは可能です。
船井総研を作った船井幸雄さんは「3年間必死で頑張れば、どんな仕事でも天職になる」と論破しています。
多くの人はその3年間が、そして必死に頑張れない。
適当に流して仕事をしながら不満を言うのです。

家族を食わせていくため給料欲しさで我慢して仕事をする人も数多くいます。
生活のためという義務感だけで仕事をすれば単に辛いだけでしょう。
では、お金が有り余るほどあって仕事をしなくてもいい人は幸せなのでしょうか。
チャゲアスの飛鳥さんは、お金もあったのだから別に仕事もせずに遊んでおればよかったのでは・・
なんで薬物に逃げるほど苦しんだのでしょうか。
有り余るお金を持って遊んでいても幸福感はわいてこないのです。

人は仕事を通して他者と関わり、そして社会と関わり、自分を必要とされて初めて生きがいを感じることができるのです。
生涯を通じて打ち込める仕事を持てるかどうかで人生の幸不幸が決まると稲盛さんは言っています。
それには稲盛さんがそうであったように「仕事は楽しい」と自分自身に言い聞かせ、必死に頑張る。
意識的にそう努力することで成果が出始め、周囲の評価や感謝が得られる。
そうするとそのうち本当に仕事が好きになっていく。
だからまた頑張れる。
これを繰り返すうちに徐々に成功へとステップアップしていく。
これしかないのだと思います。
60年間生きて来てやっと私はこのことが理解できました。
当社の経営理念でもあり、皆さんに幸福感を味わって欲しいから私は言っているつもりですが、中には素直に受け取ってくれない人もいるかもしれません。
会社に都合のいいことばかり言っていると捻じ曲げて受け取る方もいるかもしれません。
そんな人でもいつかわかってくれることを信じてフィロソフィ「仕事を好きになる」を読ませていただきます。


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