朝ドラに学んだ夢への情熱

この秋から始まったNHKの朝ドラ「マッサン」を夫婦で見ています。
見ていると言っても朝、二人とも見ている時間などないので土曜日に一週間分をまとめてみているのですが、実に興味深い、かつおもしろいです。
若干、24才で単身、スコットランドに渡り、何度も何度も断られながら、日本で初のウイスキーを製造したニッカウヰスキーの創業者、竹鶴正孝と、その妻・リタの物語です。

大正初期の話です。
よくもまあ、そんな時代にスコットランドに渡り、ウイスキーを作ろうなんって思ったこと、さらに驚くべきことはその竹鶴に従って日本までついてきたリタという女性の凄さです。
竹鶴と一緒になる聞いた彼女の両親は、人種も違う、文化も違う東洋のそんな野蛮な国に娘はやれないと大反対します。
どうしてもいくなら親子の縁を切るとまで言います。
これを知って正孝は「自分がスコットランドに残る」というのですが、リタは「日本でウイスキーを作ることがあなたの夢、それを私もお手伝いしたいのです。
「夢をすてちゃだめ」と言い切り、日本に嫁いでくるのです。

日本では苦労の連続です。
外人としてのいじめにも合います。
あまり可愛そうなので「自分もいくけん、一緒にスコットランドに帰ろう」と正孝は言います。
その度にリタは逆に「なんでそんなことを言うのか。あなたの夢にかけて私はすべてを捨てた。二度とそんなことを言っちゃダメ」とむしろしかりつけます。

テレビを見ていて感心するのは二人とも超ポジティブなのです。
家を追い出されても、リタが作った料理に壺ごとの塩を入れられるようないじめにあっても落ち込んだり、愚痴ったりしない。
常に何事も前向きにとらえようとするのです。

皆さん、北海道の余市に行ったことがありますか。
まぁ、何もない、寒風が吹きすさぶ、寒村です。
よくもまあ、こんなところに夫婦ふたりで頑張ってウイスキー工場を作ったものだと感心もし、むしろあきれかえった記憶があります。

ちなみにテレビで正孝は”まさはる”となり、リタはエリーに変えられています。
題名のまっさんは、リタがまさたかさんと呼びにくかったのでマッサンと読んだところからとっています。

朝ドラは女性が主人公で女性に支持されないとはやりません。
マッサンはどちらかと言えば私は男のロマンを感じるのですが果たしてどうでしょか。
でも、おもしろいので是非みてください。
夢への思い、常に前向き、プアラス思考、そして夫婦の在り方、色々、勉強になります。
リタという名も私には偶然ではないような気がします。
利他の心の利他に通じるというと勘ぐりすぎですかね。
リタの素晴らしさを日本の女性にも感じてもらって、男女共々、支持される朝ドラになればいいがなぁと思っています。


システム研究所
お客さまのために、社員のために。
ソフト開発、ホームページ制作、パソコンサポート、パソコン教室 などITを通して喜びを提供する企業
株式会社システム研究所

i-通販
ネットショップの受注管理や送り状の通販システムでお困りの皆様。
i-通販(アイツーハン)は、操作ラクラク、業界最安値、無料キャンペーン実施中。
クラウド対応なので即日利用可能、多彩なシステム連携、カスタマイズOK!
電話サポート無料対応。

カテゴリー: ブログ   パーマリンク

コメントは受け付けていません。