いい会社はいい人がいる会社

最近、単純なことに気がつきました。
私はこの会社を少しでもいい会社にしたいと思って頑張っているわけです。
それはもちろん私や梅田家にとっていい会社というわけではありません。
私も含めた全社員にとって、そしてお客様や社会にとっていい会社という意味です。

で、いい会社というのは皆さんそれぞれ色んな思いがあるでしょう。
その定義は様々でしょう。
給料がいい、やりがいがある、休みが多い、様々あるでしょう。
でも、単純なことですがいい会社というのはいい人がいる会社でなければならないのではないでしょうか。
これが絶対条件だと思います。
悪い人間がごろごろしているのにいい会社というのはありえんでしょう。
いい会社には必ずいい人しかない、少なくともその割合が圧倒的に高いということだと思います。

では、今度はいい人とは何だと言うことになるわけですが、それを求めて研修を進めているのが京セラフィロソフィというわけです。
単に思いやりや優しさだけではない、自ら燃える闘争心もあり、仲間につくす思い、そして感謝の心と謙虚さ、何よりも人に善かれかしの利他的な心を持っている人。
もちろんそんな人間に我々凡人が簡単になれるわけがありません。
でもそうなりたいと願って努力している人がいい人なのではないでしょうか。
フィロソフィを学ぶ価値はそこにあり、それは単に会社だけにとどまらず、自らの人生の価値実現そのものにも通じていくということなのでしょう。