潜在意識を活用する その1

今月のフィロソフィ研修会のテーマは、「潜在意識まで透徹する強い持続した願望を持つ」から始まり「人間の無限の可能性を追求する」「チャレンジをもつ」の3つでした。
大切な項目でもあるので再度、ポイントを絞って朝礼でも取り上げたいと思います。

そもそも何故、潜在意識でなければならないのか、顕在意識ではだめなのかという点です。
これは潜在意識に透徹することに大きな意味があります。
塾長によれば潜在意識は顕在意識の何十倍もの容量があります。
赤ちゃんとして生まれてからのすべての感じた事、経験したことや触れた知識がすべて潜在意識に刻み込まれています。
本人が覚えている覚えていない、あるいは理解しているしていない、一切関係がありません、すべてです。
心理学の睡眠作用による臨床実験では過去世の知識までこの潜在意識に刻み込まれているとのレポートもあります。
とにかく潜在意識にはものすごい量の記憶が蓄積されており、それは夜も脳の海馬が活発に動き、どんどん蓄積され続けているそうです。
脳科学者達の説によれば、これらすべての意識が顕在化してくると人間の脳や体は混乱してしまうので必要なところだけ顕在意識に止めて、後は潜在意識に封印する、つまり忘れてしまうのだそうです。

ただし、繰り返し繰り返し訓練すると潜在意識が無意識のうち顕在化され、極めて楽に、かつその人の顕在能力以上の能力を引き出すことができます。
その例を塾長は車の運転に例えていますし、私がお話ししたイメージトレーニングなどですでに実証されていると思います。
したがってその人の願望が仮に潜在意識にまで透徹したとすると、その人のすべての知識や記憶が、その願望実現のためにフル活用されることになります。
人によっては過去世の経験・知識も含まれるかもしれません。

そうなると顕在意識では思いつかない発想、ひらめきが突然浮かんだり思いがけない出会いが生まれたりするわけです。
これはフィロソフィの本に塾長が書いておられる通りですが、要はなにか神の啓示ではないかというような体験へとつながり、願望の実現へと展開されていくわけです。
だからちょっとした願望ならいざしらず、自分の人生に影響を与えるような願望を実現させたいと願うなら潜在意識を活用しないとダメなのです、というかそうした能力を神は人に与えたのだと思います。
塾長が人の思いが重要、人生すべてその人の思いのまま、心の描いたとおりになる等々の事を言われるのはこの潜在意識のパワーも指して言われているのだと私は思います。


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