ジェースアレンの世界その２

この本の書き出しを読みます。
「心は創造の達人です。そして、私たちは心であり、思いという道具もちいて自分の人生を形作り、そのなかで様々な喜びを、また悲しみを、自ら生み出しています。私達は心で考えた通りの人間になります。私たちを取り巻く環境は真の私達自身を映し出す鏡に他なりません」
と始まるこの本は、その後「思いと人格」「思いと環境」「思いと健康」等々の章が続き、最後は「穏やかな心」で締めています。
思いを改善し、心を高めた最終的到達点は「穏やかな心」であるということでしょうか。
その「穏やかな心」の章で次のように言っています。
少し長いですがその一節を読みます。

（中略）

フィロソフィでも登場する呻吟語ではリーダーとしての第一等の資質を「深沈厚重ナルハ是レ第一等ノ資質」と言っています。
まさに「穏やかな心」を得てリーダー足り得るのではないでしょうか。
私なんぞはまだまだですが、なんとか少しでもそうした人格を身に付け、皆さんのお役に立てるように精進したいと思っています。