人の精神と色の関係

先日テレビを見ていましたら、色と人間の精神の関係をやっていました。
実験は極めて簡単で、事前に交換神経と副交感神経の数値を図っておき、それが真っ赤な部屋と真っ青な部屋に入るとどう変わるかというものです。

真っ赤な部屋に入ると交感神経の数値が大きく上がり、逆に真っ青な部屋に入ると交感神経は下がって副交感神経が大きく上がります。
つまり真っ赤な部屋では興奮度が高まり、やる気を増すという結果で、真っ青な部屋は心が穏やかになるというわけです。
従って洋服の色はその人の精神に大きな影響を与えるというわけです。
ここまでは私も色々この種の本を読んできたので予想通りなのですが、私がビックリしたのはこの次の実験です。
実験者は目隠しをされて部屋に入ります。
すると目隠し無しで入った時と同じ結果が出たのです。
私もこれには驚きました。
人は目が見えなくとも色の違いを感じているということです。
人の精神がそれだけ敏感というわけで、色ですらこの調子なら心の有りようはもっと強烈に人の精神に影響を与えるはずです。

思わず「夢々、暗い想念を抱いてはならない。心が体に与える影響は絶対的であり、上から下に流れる一筋の川の如しである」という中村天風の言葉を思い出しました。
三毒の煩悩は身を焦がすといった御釈迦様の教えもあります。
改めて自分の心の有りようを穏やかに保つ、美しい心を磨く重要性を教えられました。

話は変わってテニスの錦織選手が熊本の被災者に1千万円の寄付をしたそうです。
一昨日のフジサンケイクラシックで見事な逆転優勝を飾った女子プロゴルファの大山選手は自身が熊本で高校時代を過ごしたこともあり、優勝賞金15百万円をすべて熊本に寄付すると発表しました。
よくこのようなニュースが出ると「あれだけ稼いでいるんだからそれぐらいだして当然だ」という人がいますが、私はそれは違うと思います。
お金を持っている人ほど金のありがたみがわかり、金に執着するのが常です。
1千万円や15百万円はこれら有名選手にとっても大金です。
それが証拠にもっと稼いでいるプロ野球選手やサッカー選手からはそのような話を聞きません。
私も最近つくづく思うのですが、寄付はしてやるのではなく、させていただくのだと思います。
何故なら寄付をした後、間違いなく自分の心が穏やかな、清らかな感じがして幸せを感じます。
情けは人の為ならずを実感します。

当社でもささやかですが募金箱を回して皆さんの寄付を募り、それに私と会社からの金額を足して熊本に寄付したいと思いますのでご協力よろしくお願いします。
今回の地震で報道された全国の活断層分布図を見ると福井の地盤はそこらじゅう活断層だらけです。
明日は我が身という諺もあります。
皆さんの志をお願いします。


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