仲間意識を大切にする

リオのオリンピックで日本人選手の活躍が続いています。
水泳競技では日本初の金メダルをもたらした萩野選手の活躍が光ります。
たまたまテレビで見たのですが、萩野選手と合宿で同部屋だった後輩選手が次のように証言しています。

机に向かってじっとしている萩野選手の手元をのぞき込むと、自分の弱点:メンタルが弱い、その原因は一人でいることを好み、孤立しがち。
対策は仲間を信頼することと、ノートに書かれてあったというのです。
自分なりに自分を見つめ直し、素直に反省したのでしょうが、意外でした。あれだけたくましい肉体を持ち、ふてぶてしい印象すらあった萩野選手の弱点がメンタルとはとても思えませんでした。
ただ、別の新聞で彼のコーチの平井さんが次のように暴露しています。
最初、萩野はライバルである瀬戸を直視しようとしていなかった。
目を背け、表面上だけ周囲の手前、仲がいいようにしていただけで、実際は勝負強い瀬戸を怖がり避けていた。
それは彼の心の弱さの裏返しであった。
萩野選手の身近にいた二人の証言から萩野選手が精神面で深い悩みを抱えていたのは間違いないようです。

その萩野選手に試練が襲います。
自転車事故で骨折し泳げなくなります。
その間に瀬戸は国際選手権で2連覇を成し遂げトップに立ちます。
この苦しい時に初めて萩野選手は瀬戸の国際水泳での泳ぎを何度も何度もパソコンで見つめ直し、初めて瀬戸と向き合い、その強さを認めます。
こうして彼の心境が変わっていきます。
ライバルでもある仲間を信頼し、その輪に溶け込み、マイペースで孤独を好み、一人で孤立していた自らの環境を自らの意思で変えていきます。
瀬戸選手も含めて仲間との関係を大切にしだします。
金メダルの陰にそのような葛藤があったのです。
金メダルの表彰式の後、ここまで来れたのは瀬戸のお蔭と彼は語りますが、それは彼の本心から出た言葉だったのです。

当社の次のフィロソフィでは会社の仲間との関係を重視する観点が強く入ってきます。
経営理念でも「共に仕事をする仲間と力を合わせ」というフレーズが入ります。
一人で仕事はできません。
できてもその成果はたかが知れています。
仕事でいい成果を出せる人は仲間を信頼し、共に汗を流して仲間と共に挑戦していく人です。
当然、仲間への思いやりも大切で、献身的になれるかどうかで周囲の信頼も変わっていきます。
今後当社はこうした仲間意識を持った社員を大切に育てていきたいと思っています。
その輪に入れる自分であるのかどうか今一度、心に刻んでいただきたいと思います。


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