挨拶は身を守る鎧

挨拶が大事とはよく言われることで、当社でも朝礼で挨拶の練習をしているように、ビジネスマナーの一番目にくる大切なことです。
今回のフィロソフィ改定でも挨拶についても今まで以上に強調されています。

そんな折、テレビであるコメンテーターが「挨拶は身を守る鎧である」という諺があると語っていました。
このコメントはどんな時に出たかと言えば、女優の高畑淳子の息子がホテルの女性従業員にみだらな行為に及び、テレビで大きく報道された際、俳優の中尾彰がその息子を事件が起きる前に「お前は挨拶もろくにできんのか」と一喝したというエピソードに対して言われた言葉です。
要は、せめてこの息子が挨拶だけでもできていれば、あそこまで事件に絡んでぼろくそに言われることはなかったかもしれないということでしょう。
私はその言葉は知らなかったのですが、なるほどそうだなぁ、と思いました。
挨拶は最も最初に相手に向かって吐かれる言葉であり、容姿や服装同様、第一印象の決め手のひとつです。
これができていなければ、中尾彰のような表現や印象になるでしょう。

皆さんは挨拶は挨拶をする相手のために自分はしていると思っていませんか。
それは全くの間違いです。
自分自身のためにしているのです。これが大きなポイントです。
相手のためにしていると思っている人はいつまでたってもやらされ感、義務感で終わります。
当社は挨拶だけでなく、掃除や整理整頓、はたまた考え方としてフィロソフィまで持ち出して、社員の方の中にはあれやこれやとうるさい会社と思われている方もいるかもしれません。
でもいずれも何かの時に、挨拶がしっかりできている、後片付けや整理が上手い、考え方がしっかりしているといった周囲の評価となって現れ、あなたのミスや至らない言動をカバーしてくれる時が必ず来るはずです。
すでに自分自身の気づかないところでそのようなことが起きているかもしれません。
その意味で当社の全員が学んでいることは皆さん自身を守る鎧でもあるのです。
決して会社や社長、上司のためにやっていることではないのです。
我が身に起こった災難を大難になりそうな時は小難に、小難であれば無難に抑えてくれる効果があることなのです。
そのことに気がつく時は下手すると私の年ぐらいになってからかもしれませんが、間違いなく、皆さん自身を守ることにつながっていく大事なことを私達は学んでいるということです。
そのことを是非、心に留めておいてください。
これはまだまだ至らない私ですが、私の実感でもあります。
そして少しでも早くそのことに気がつけばつくほど、その人は身を守る鎧を身に付けるだけでなく、ハッピーな人生をつかむことになると私は思っています。


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