楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

このフレーズを聞いた時、なんとも絶妙だなと感じ入ったものです。
私達は悲観的に構想し、楽観的に計画し、悲観的に実行しがちです。
これでは上手く行くわけがないですよね。
やる前からどうせ上手くいかないだろうとマイナス思考、その癖、計画はアバウトで、結果上手く行かなくて、だから言わんこっちゃないと周りに吹聴し、自らを納得させる。
そんな経験はありませんか。

挑戦しようとする時、まず、できると思うことからすべては始まります。
まさに「思わぬことはかなわない」です。
「物事を実現できるかどうか否かは、まずそれをやろうとした人ができると信じることから始まる。自らできると信じた時、その仕事の半分は終わっている」これは日本電産の永守重信さんの言葉です。
稲盛さんは潜在意識にまで透徹するほど強く願い、実現される様がカラーで見えてくるまで考え抜け、と言っています。
成功した人達というのはみんな、同じことを言っています。
では、残りの半分をどう対処して成功へと持っていくか。
次の計画段階では、事を妨げようとするあらゆる状況を洗い出し、その対策を練る。
その際は、学歴が高くてちょっと頭の賢い、理屈好きの人間の評価を受けるのが一番手っ取り早いと稲盛塾長は言っています。
そして立案されたら一気呵成に実現するまで全力投球せよというわけです。
私自身、これまで様々な人を見て来て、人生が上手く行くためには多少、楽観的な人の方が上手く行くと思います。
少なくともやる前からできない理由を探す、マイナス思考の人は絶対に人生は上手く行きません。
マイナス思考ではないことが人生の成功者の絶対条件だと思います。
では、なんでも楽観的な人がいいかと言えばそうでもないようです。
のんびり屋、ずぼらタイプ、いい加減な人、適当な人、これらの人を時より楽観主義者と勘違いしがちですが、このタイプもまず上手くいかない。
何故ならこれらのタイプの人は、なんとかなるやろという刹那的思考であり、挑戦しようとか、努力しようとしないからです。
ここで言う楽観的思考には、出来るはずだという強い思い込みに加え、挑戦しようとする意欲、努力しようという粘り、いわば信念のようなものがついてこなければなりません。

こうした信念は日常における実に些末な思考習慣によって醸成されていくことを私はフィロソフィから学びました。
日頃の挨拶や整理整頓、ちょっとした仕事の確認や決まりごとの順守へと自分の意を常に向ける。
これは皆さんご存知の有意注意ですよね。
一見、単なる思い込みとしか思えない楽観的思考に、詳細な虫のような目線がついてくる。
まさに調和の感覚で、実はこれが理解できるかどうかが私は肝なのだと思っています。
これを私はフィロソフィのPPAPと読んでいます。
りんごとペンのように、まったく両極端な異質な精神の合体です。
これはもちろん足して2で割ることではありません。
このことは何もこの項目だけに限りません。
これがフィロソフィを血肉化していく上での大きなポイントですし、仕事はもちろんのこと人生を成功へと導く大事な視点です。
別の視点で言えば、フィロソフィを実践していく上での要ともいうべき心構えを教えてくれる項目だとも言えます。


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