絶対肯定で生きていく

会社というのはそのトップの器以上には大きくならないと稲盛さんは言い切っています。
その言葉は私の胸にぐっさりと刺さっていまして、何かにつけてそのことを思い出しながら、どうやったら自分の器は大きくなるのだろうかと、まさに自問自答しながら社長業をこなしています。
そんな私ですが盛和塾の古い機関誌で絶対肯定という言葉に出会いました。

社長が絶対肯定などというと問答無用みたいに感じる人もいるかもしれませんが、言わんとするところはまったく違います。
「絶対肯定」とは「この世のあらゆる物事に対し、良いことも悪いこともそのすべてを、ありのままに受け入れて、そこから様々な可能性を開いていくということだそうです。
「人生も経営も自分自身の意思で全力を尽くしても、その結果はなかなか自分の思い通りにはなりません。しかし、そのずべてをあるがままに受け入れることができた時に、何物にもとらわれられない絶対の自由が得られるのです」と説明されていました。
さらに「無理だと思うから思った通り無理になるのです。困ったと思うからその通りになるのです。できないと思うからできないのです。すべて自分の思った通りになるのです」
「苦しい時ほど絶対肯定の考え方をすることで人生という道に、また経営に一縷の光明が射し込むのです」
なるほどなぁと思いました。

全ての出来事を絶対肯定的に受け入れる器量があれば、物事の悩みそのものがなくなります。
自分自身が物事を否定的にみるから腹が立ったり、迷ったりするのでしょう。
松下幸之助も似たようなことを言っています。
人生の要諦は「素直に物事を受け入れることだ」とした上で、宇宙根源の法則に乗るためにも素直さが必要だと強調しています。
素直に受け入れる、すべての物事を一旦、絶対肯定として受け入れる。
素直な心は稲盛さんも言っていることです。
素直が一番、素直な心が自分を成長させてくれると言っています。
これが私は自分の器を大きくする秘訣なのではないかと思いいます。
ああだ、こうだと理屈をこねる、あるいは否定的に見る、斜めに構える。
他に責任転嫁する、あるいは上から目線で見下す。
自分はそんなことはないと思っているかもしれませんが、私も含めて多くの人がなかなかできずにいるような気がしてなりません。

その癖、一方では感性的、感情的な悩みを繰り返す。
終わったことをいつまでもうじうじ悔いている。
自分で自分の環境を複雑にして迷っている。
すべての種は自分がまいているのに気がつかない。
そんな姿が我々凡人の常だと思いませんか。
すべてを受け入れることができる、どんなことに遭遇しても、どんな環境に陥ろうとも肯定的に受け入れる、その上で次の手を考える、あるいは反省して心の在り方を見直す、そういうことができる人こそが真に器量が大きいと言われる人のだろうと私は思い至りました。
私ごときがどこまでその域に近づくことができるのかわかりませんが、絶対肯定という言葉を忘れないで物事に対処しようと思っています。


システム研究所
お客さまのために、社員のために。
ソフト開発、ホームページ制作、パソコンサポート、パソコン教室 などITを通して喜びを提供する企業
株式会社システム研究所

i-通販
ネットショップの受注管理や送り状の通販システムでお困りの皆様。
i-通販(アイツーハン)は、操作ラクラク、業界最安値、無料キャンペーン実施中。
クラウド対応なので即日利用可能、多彩なシステム連携、カスタマイズOK!
電話サポート無料対応。

カテゴリー: ブログ   パーマリンク

コメントは受け付けていません。