自利利他の実体験

盛和塾生でもある柔道家の山下康裕さんの体験発表が古い機関誌に掲載されていました。
山下さんが恩師から学んだことは「何よりも大事なことは柔道のチャンピオンになることではない。
人生の勝利者になっていくことが大事なんだ」という出だしで始まる発表内容は素晴らしいものでした。
今朝はこの話をしたいと思います。

「私は自分を支えていただいた分より少しでも多くの人を支えていきたい。
それが人の務めではないかと考えています。
盛和塾で学びながら人を支えていくような人間に、自分のまわりだけでも照らせるような人間になっていきたい」
また、「強い柔道をつくるのも素晴らしいことです。
けれども悪さばかりをしている子供たちに、あるいは逆に自信を持てず、友達もいないことども達に柔道を通して光を与えていく。
こちらの方がもっともっと価値があるのではないと思っています」
さらに、 「礼と声がかかれば頭を下げなければならない。
最初は外国人はなぜ頭を下げなければならないのかと思うそうです。
しかし、柔道を続けていくうちに柔道でもっとも大事なことは戦う相手に対する敬意と尊敬であることを知ります。
相手がいるから自分が戦うことができるのだということを学びます」
話の内容の随所に、柔道への深い愛情とリスペクトが感じられ、感謝と謙虚さを兼ね備えた素晴らしい人間性を感じます。
少しでも社会のお役に立ちたい、そのことで自分を育ててくれた多くの方々への恩返しがしたいという熱い思い。
柔道家としての強い信念と闘魂、そして利他的な優しい心。
まさに両極端を併せ持っている人だと思います。

社員の方々と先日、県内の児童養護施設を訪問し、パソコン・プリンター一式の寄贈と操作指導を実施してきました。
私達のささやかなの奉仕活動がどれだけ親の愛情に恵まれなかった子供たちの助けとなるのかわかりませんが、こうした活動を通して少しでも社会への恩返しになればと思います。
Tさんなどは可愛い女子たちに囲まれて一番もてていました。
Mさんのブラインドタッチに子供たちは目を丸くしていました。
羨望の的でした。
Kさんが教え上手とはしりませんでした。
それ以外の方々も皆さん熱心に指導をしてくださり、本当にありがとうございました。
私はいい機会だと思い嫁さんを連れて行きましたが、元教師の彼女からもこの後はああした方がいい、こうした方がいいと色々アドバイスをもらいました。
いずれにしても奉仕させていただいた私達の方が楽しませていただきました。
まさに自利利他の実体験でした。
感謝しかありません。
児童養護施設での奉仕活動の様子はいずれ会社のホームページにも掲載されますので是非、ご覧になってください。
では、今朝のフィロソフィは、人生の結果の方程式 考え方×熱意×能力を取りあげます。
結局その人の人生はその人の考え方で決まるのです。
自分のことしか考えていない人は狭い自分の心の中でもがき苦しむのです。
他者への奉仕活動はそうした自分の考え方の愚かさを知る実にいい経験となるなのです。


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