宇宙の意志と調和するということ

先ごろの全体会でも触れましたが、宇宙の意志と調和する心というフィロソフィ項目については、社員の方からも、盛和塾の塾生の方からもよくわからないという感想を聞きます。
あまり難しく考える必要はないと思っていますが、ここが我々のゴールでもあるので全体会での続きの意味も込めて触れたいと思います。
調和の感覚は机上の整理整頓から始まって、徐々に拡大していき、最終的には宇宙にまで至ると全体会で説明させていただいたと思います。
その宇宙にはいくつかの法則があると稲盛さんは言っています。

ひとつはダーウィンが進化論で説いた「強いものが生き残っていくのではない。
環境に適合したものが生き残っていくのだ」という適者生存の法則です。
世の中は弱肉強食だという人がいますがそうではありません。
塾長は「自然界の植物も動物も皆一生懸命に生きている、相手を騙してやろうとか、陥れてやろうとか思って生きている動植物はありません。自然界に生きる人間もまたしかりなのです」と説いています。
不正や卑怯な振る舞いは人であろうとも自然界の法則に反しておりやがてはじき出される運命にある。

次に拡大の法則です。
宇宙は常に拡大を続けており、いわばすべてをプラスに持っていくようなエネルギーが流れている。
これに逆行する縮小、つまりマイナスのエネルギーはこの法則に反している。
周囲に対する愛、利他の心はすべてを包み込んで無限に拡大するものであり、その逆の自分だけへの愛、利己の心は自分だけの欲や範囲に止まるのでマイナスのエネルギーとなります。
また、御釈迦様は、不生不滅とも言っています。
この世の中の生物は増えもせず、減りもしないというわけです。
特定の生物が増えすぎると自然界からの鉄槌が下されます。
例えば突然滅んだ恐竜のように。
これはバランスの法則だとも言えます。
足るを知る心にも通じると思います。
人一倍欲張ればそれは周囲とのバランスを崩し、やがてわが身の破滅にもつながります。

塾長は次のような法則も言っています。
「自分の心に善き思いを持った時、それは力となって外へ出ていき、良き考え方を引き連れて戻ってくる。また、邪悪な思いを抱けばそれは邪悪な力となって外へ出ていき、邪悪な考え方を引き連れて戻ってくる。因果応報、これもまた自然の法則である」
宇宙の意志と調和する心とは、これら自然界を貫く法則と調和できる人間性を有することだと言えると思います。
必然的に心の乱れがなくなり、心が美しくなり、心の器量が大きくなる。
何をやってもうまくいく世界でもあります。
そのように考えればこの項目がゴールなのだというのもご理解いただけるのではないかと思います。
もちろん私もまだまだですが、少しでもそこに近づきたいと思っています。


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