悔いのない人生「仲間のために尽くすことを厭わない」

悔いのない人生にしたいと自分に言い聞かせながらこの年まで生きてきました。
それを別の言葉で言い換えれば「やっておけばよかった」の人生か、「やっておいてよかった」の人生かとも言えます。
独立してこの会社をつくったのも、大学3年生の時に立てた新聞記者になる、あるいは経営者になるとの夢を立てたことを思い出し、あの時、ああすればよかった、こうすればよかったと変えられない過去を悔やむ人生はいやだと思ったからです。
やはり死ぬ前に「やっておいてよかった」と思える人生でありたいと今でも願っています。
そのためには目標を掲げ、それに向かって努力していったかどうかです。
ただ自分は頑張ったというだけではダメなのだと思います。
塾長が言うように誰にも負けない努力でなければならないのです。
そうであれば結果は必ずついてくるはずです。
ただ、大学生時代の新聞記者になりたいとか、経営者になりたいというのは自分だけの思い、つまり利己的な願望に過ぎなかったと思います。
そして今、私にとっての「一番のやっておいてよかった」は会社を高収益企業に育て上げ、社員とそのご家族のために、そして少しは世の中のお役に立てること、これができれば最高だと思っています。

日本を代表する哲学者の一人・西田幾多郎の弟子に森信三という哲学者がいるのですが、その人が次のように言っています。

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「人間はこの世に生まれた落ちた瞬間、全員が天から封書をもらっている。
その手紙を開いたらあなたはこういう生き方をしなさいよと書いてある。
人生とはその封書を開いていくことだ。
しかし、せっかくもらった封書を一回も開かないまま人生を終わってしまう人が多い」
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稲盛塾長のお蔭で私は天からもらった封書を開けたような気がします。
その手紙に書かれていることは、多分、先に言ったような会社と社員の皆さんとその家族のため、社会のために頑張れということだと思うのです。
どこまで社長を務められるかわかりませんが、それが私の運命であり、そのためにも自分の人間性を高め、フィロソフィの実践で誰にも負けない努力をしなければならないと思っています。

盛和塾の機関誌に塾長が以下のような一文を寄せています。
タイトルは「魂を磨く」、読ませていただきます。

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私達が死んで残る魂、意識体そのものの価値が問われるのが、人生だと思います。
現世にあった時、名声を得た、財産をつくった、高い地位についたということが、その魂の価値になるでしょうか。
また、面白おかしく波乱万丈の人生を生きてきたことが、魂の価値を高めたことになったでしょうか。
私はそうではなく、生きている間にどのくらい世のため人のために貢献したか、つまり生きている時にどのくらい善きことをしたかが、万人に共通する魂の価値だろうと思います。
人間性を磨くこと、すなわち魂を磨くこと、それが大事なことであり、魂を磨くつまり人間性を高め、素晴らしい人格を身に着けることこそが人生の本当の目的なんです。
それを抜きにして現世を生きる意味はありません。
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以上ですが、自分の努力はまだまだだと情けなくなるぐらいの反省しかありませんが、あらためてこの世に生を得た意味を問われる文章だと思いました。
皆さんは封書を開けているでしょうか、この世に生まれた意味を知ろうとしているでしょうか。

先週末に会社の慰安旅行がありました。
親睦会役員の3人のお陰様で素晴らしい旅行が出来たと思います。
改めて感謝申し上げます。
役員の方は疲れたでしょうが、同じ会社の仲間とは言いながらも赤の他人のためにお世話をし、気配り・心配りをするというのは仕事だけでは得られない、実に尊いことです。
それだけ善行を積めたことになりますし、そのような利他行を務められるお役を、しかも社員の皆さんの投票によって得たということも実にありがたいことなんだと私は思います。
そのことを忘れず、是非、今後に活かしてください。
必ず人としての大きな成長につながります。
今朝のフィロソフィは仲間のために尽くすことを厭わないを取り上げます。


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