フィロソフィは生命力を引き上げてくれる

前回取り上げた哲学者・森信三の言葉を取り上げたいと思います。

「人間が嘘をつくというのは、生命力が弱いからでしょう。勤勉でないというのも、生命力の弱さからです。
また人を愛することができないというのも、結局は生命力の弱さからです。
怒るというのは、もちろん自己を制することのできない弱さからです。
自己を制することのできないというのも生命力の弱さからです。」

生命力の強さ、弱さがの生き方を左右していると彼は言っています。
確かに盛和塾などを見ていても稲盛塾長を始め、経営者として実績を残している人はエネルギッシュで生命力が強そうに見えます。
では、その人が持つ生命力は持って生まれたものだから人生は生まれた時から決まっているという見方も出来ます。
生まれついて身体も立派で丈夫という人は確かにいます。
では、そのような生まれついて丈夫な方でないと成功しないかと言えばこれもそうとは言い切れません。
松下幸之助が生まれついた時から病弱であったのは有名ですし、塾長も子供の時に結核にかかっています。
先週の九州場所で優勝した貴景勝も身長は170センチそこそこで私よりも低いですが、力士を目指して重心を低くするために小学生の時から家の階段は四つん這いになって登ることを父親から決められていたそうです。
立派な体に生まれついて逆にその恵まれた体格を持て余し、堕落してしまったりする人も多々います。

生命力と言うものは先天的に持って生まれたものと、後天的に身に付けたものと2つがあるような気がします。
後天的なものはいわゆる気の持ちようというもので、気持ち次第で生命力は弱くもなり、強くもなると思います。
塾長がよく言われる三毒の煩悩ですが、身体から毒をはくようなものだとも言われますが、事実、怒り狂った人の息を吹き掛けた水は早く腐るという実験結果もあります。
まさに毒なのです。
怒りや愚痴、妬みを繰り返していれば、例え丈夫に生まれた人でも体は蝕まれていきます。
病弱で生命力が弱いと思われる人でも、物事を肯定的にとらえ、明るく頑張る人は生命力がアップしていきます。
そのような人は嘘もつかず、仕事に真面目に取組み、人を愛し、怒りもない穏やかな人生となっていきます。
怒りの人は周りすべてが怒りの様相に見えてきます。
暗い人は世の中が暗く見え、明るい人は明るく見ていきます。
同じ世界を見ていても見方が違うのはその人の心の持ちようが違うからです。
すべては我が身の心に起因しています。

生命力も宿命的に決まっているものではなく、運命と同じように変えられるものだと私は思っています。
フィロソフィは強い生命力も与える力があるのだということを是非、ご理解いただければと思います。
今朝のフィロソフィは不平・不満・愚痴を言わず、怒りや妬み、恨みの思いを抱かないを取り上げます。


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