中学生も感じたフィロソフィの重要性

今週、盛和塾の最後の機関誌156号が届きました。
不良塾生で学びの浅い私にとってもこれが最後かと思うと寂しくもあり、感慨深いものがあります。
その最終号の裏表紙に塾長の直筆で「心を高める 経営を伸ばす」と書かれています。
随分以前、ある塾生の経営者としての日々の在り方を問われた時、「ひたすら心を高める日々でした」と答えたことから「心を高める 経営を伸ばす」というフレーズが生まれたそうです。

では、心を高めると何故、経営が伸びるのか?
私達は日々、なにがしかの判断を下して生活しています。
頼まれごとをやるかやらないか、逆に頼みごとを誰に言うか、進むか進まないのか、子育てであれば叱るのか叱らないのか、挙げだせば切りがありません。
これら日常的な判断は心でしています。
つまりその人の心や、そこから生まれる人生感が日常の判断を左右しているわけです。
ですから正しい判断は正しい心からしか生まれないのです。
よこしまな心を持つ人はよこしまな判断にしかならないのです。
それはたまには正しい判断もあるでしょうが、長く続くことはありませんし、立派な判断で成功することもないのです。
実に単純なことなのです。

でも、ほとんどの人がそのことに気がつかない、学校の先生も知識は教えてくれても心の大切さは教えてくれません。
ましてや経営者ともなれば常に判断を求められます。
一歩間違えば会社の経営を左右するような判断を次々と下さなければなりません。
だから稲盛塾長は心を磨き、心を高める日々を自分に課したのです。
これは経営者だけの問題ではないのです。

先ほども言ったように日々の生活でも判断の連続なのです。
正しい判断が続けられれば素晴らしい、充実した人生となります。
先日、当社のインターシップに来られた高志中学の生徒さんのI君が次のような感想の手紙を寄せてくれました。
その一節を読みますね。

「(朝礼での)経営理念の唱和は最初は少し戸惑いましたが、後にシスケンフィロソフィの中にあるベクトルを合わせるために、また各自が目標をもった仕事をするために行っているんだと感じました。手帳を3日間拝借させていただき中を通して読んで、一番印象深かったのが”ベクトルを合わせる”でした。先ほど書いたように実践しているから印象深く残っているんだと思います。このシスケンフィロソフィには、学校生活や日常生活にも役立ちそうなものも多く、言葉を心に留めてこれから活かしていきたいと思います。」

中学生の方でもフィロソフィは学校生活や日常生活に役立つと感じたことがわかります。
ましてや長年フィロソフィを学んでいる私たちは、I君の手本になるように心を高めて素晴らしい人生を歩んでいかなければならないと強く感じた次第です。

今朝のフィロソフィは「心をベースとして経営する」です。


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