一人一人の自覚が当社の社風をつくる

先週のAさんの朝礼でのスピーチで、シスケンフィロソフィの冒頭の「フィロソフィの意義」についての感想で、社風をつくるという観点のスピーチがあったかと思います。
社風が出来上がれば新入社員が入って来ても、自然とその社風によって成長していくことができると、社風の効用が説明されていました。
その通りですね。
何となくだけどあの会社の社員さんはみんなしっかりしているとか、規律正しいとか礼儀正しいとか言われますが、これが社風の最たるものだろうと思います。

何故、その社風が形成されていくかと言えば、当社の社員はこうあらねばならないという会社の基準がしっかりしているからです。
当社にとってはフィロソフィがその基準であり、基準に沿っているかどうか、反していないかと考え、行動することがシスケンの社風をつくるのだということ、これもAさんのスピーチの中にあった通りです。
ただ、この社風は会社の雰囲気や皆さんの言動、立ち振る舞いだけにとどまりません。
稲盛和夫氏はメーカーのものづくりという視点でその必要性を強調されています。
「ものづくりではそこに携わる全員が同じ感覚であたること、そして全員が感覚を研ぎ澄ませ、精神を集中させてものに向かい合うことが求められます」
「それぞれの人が持っている感覚の違いによって生じる個人差のようなものが出ますから、モノづくりにおいてはそうした基準となるものに対してみんなの感度を合わせていく、そういうことが非常に重要になっていく」
当社で言えばITシステムやネットサイト、あるいやサポート等のITサービスの提供において、その品質がバラバラであったり、個人の能力によって左右されるものであってはなりません。
お客様への貢献、丁寧なシステムやサービス、高い品質を提供していくこと、これらは最終的には利他の心を判断基準につくられたものでなければなりません。

一方で新しい技術やコスト低減にも貪欲であり、価格競争力も有していること、これらは有意注意や創造的な仕事、手の切れるような製品づくりといったフィロソフィの具現化に他なりません。
フィロソフィで作り上げた社風は最終的には私達が提供するすべてのシステムやサービスの基準を確立していくことでもあるわけです。
その基準にみんなの感度を合わせていく、これもフィロソフィの大切な意義であり、社風にもつながっていくことなのです。
それぞれの個性をなくして、金太郎あめのような会社をつくるということではまったくないわけです。
ある人はずぼらだったり、言動や数字にいい加減であっては困るわけです。
利己的で自分よがりのシステムであってはならないわけです。
まさに我々一人一人がフィロソフィの実践者であり、シスケンの代表者であるわけです。
従って社風とはそこに集う人達に成長と幸せをもたらすものなのです。

もちろんフィロソフィの100%の実践なんてそんなに簡単にできるものではありません。
でもそうあろうとする気持ちが大切です。
そしてフィロソフィからの逸脱を他者から指摘された時に素直にそうだと思える人でなければならないのだと思います。

今朝のフィロソフィはまさにフィロソフィでそうした社風を作り上げるのだという気持ちを込めて一人ひとりがシスケンです。


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