みんなの力で2波、3波に備える

ようやく緊急事態宣言が解除されました。
でも、問題は何も解決したわけではありません。
専門家の方々があれだけ強調されているのだから、コロナの第2波、第3波は必ず来るのだろうと思います。
その時の備えの期間としてこの夏が私たち与えられたのだと、私はそう理解すべきなのだと思います。
ですから行動を徐々に従来のパターンに戻すことはいいとしても、決して気を緩めないこと。

来月あたりから県外出張、7月からは会社のコンパなども様子見しながら戻していく一方で、第2波が来てもうろたえず、的確な防御態勢を即座に取れるようにしておかなければなりません。
だからこそこの夏の猶予期間の過ごし方が大切です。
緊急事態が解除されたといっていきなり三密に戻しては、第2波が来たとき再び大騒ぎをしなければなりません。

まず、社内における社員同士の距離をどう確保するか。
チーム会や全社会議はこれまで通りでいいとして、通常の勤務の時のソーシャルディスタンスの確保です。
緊急事態宣言が出た時は時間がなかったのでテレワークで出社する社員の数を減らすという緊急処置で対応したわけですが、2波、3波と長期化することを考慮し、物理的な制約がある中で社内の全チームが十分な距離が確保されるオフィス環境をつくらねばなりません。
場合によってはテレワーク勤務もかみ合わせながら、一階はTさん、Sさん両マネージャーに、三階は常務、Uマネージャーに対策を示すようにお願いしています。

特に、テレワークに移りにくいチームのデイスタンスの確保がポイントです。
一階受け付けに透明な防御シートの設置もお願いしました。
次にマスクの徹底を再度お願いします。
ソーシャルディスタンスが確保された段階で仕事中に自席でマスクをはずことは夏でもありやむを得ませんが、それ以外はマスク必着です。
もちろんマスクを外した場合の咳エチケットは絶対厳守です。

テレビで見た実験です。
マウスを2匹、一匹はコロナ陽性のマウス、一匹は陰性のマウスでそれぞれ別のボックスに入れて、その箱は窓でつながっていて陽性のマウス側から陰性のマウス側に空気が流れるようにしてあります。
その結果、実験前は陰性だったマウスの発症率は66.6%、三分の二が感染したわけです。
次に陰性のマウスにマスクをつけさせた場合は、発症率は33%に落ちます、半分に落ちたわけです。
逆に陽性のマウスだけにマスクを着けさせると発症率は16%に落ちました。
発症率は四分の一になったわけです。
両方ともマスクを着けていればもっと落ちたかもしれませんがテレビはそこまでは触れていませんでした。
研究者たちもマスクの効果の大きさに驚いたそうです。
会社におけるマスクや消毒液の確保もお願いします。

一方で会社的にはこの夏の猶予期間を目いっぱい活かさなければなりません。
不況の深刻さに備えて長期間持ちこたえられるよう受注を確保しておかなければなりません。
営業はこの夏が勝負だと思ってください。
第1波を当社は皆さんの団結力で乗り切ったと思います。
さすがに2月以降の売り上げは厳しかったですが毎年4~5月の苦戦を考えれば、このコロナ禍においては頑張ったと思います。
誰も感染者はおらず、休業することもなく、ありがたい限りです。
引き続き第2波、3波が来ても必ず乗り越えることはできます。
慌てることはありません。
粛々と事態の変化を受け入れこれまで同様みんなで一致団結して臨んでいけばいいのです。
そのための社内勤務体制の見直しだと理解してください。

今朝のフィロソフィは「ベクトルを合わせる」です。


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