全員参加で経営する

6月のフィロソフィの2つ目が全員参加で経営するです。
これは口でいうのはたやすいですが本当に難しい。
次のベクトルを合わせる、大家族主義に経営にも通じることであり、社長の大切な役割のひとつが全員参加の経営だと思っています。

でもどうやったら社員の皆さんに経営に参画意識を持ってもらえるのか。
大いに悩んで来ました。
私が一番気になるのがまるで会社での出来事や会社やチームの方針を他人事のように言われるときです。
当事者意識がない、自分のことと思っていない時です。
昔はこれらの感覚の社員の方を怒ったものですが、最近は悲しくなってきてしまいます。
だって会社は社長の私のものでも株主のものでもなく、皆さんのものなのであり、社員全員が構成メンバーとして成り立っているわけです。
それなのに他人事のように思っている。
自分の処遇や自分が担当している仕事なら関心を示すけど、他のチームや他の人のことは関係ないというのは利己そのものです。
そのような社員がいてベクトルが合うわけがありませんし、大家族だなんてとても言えません。

ではどうすればいいのか。
私がやったことは会社をチーム分けし、チーム単位で採算性をみるというものでした。
当時、アメーバ経営は知りませんでしたが、自分のチームのことであれば関心は持つだろうと考えたのです。
アメーバをやるまでは単にチームごとに売上いくら、経費いくら、利益いくらとグロス集計していただけですが、関心をもってもらうために会社の売上状況・利益状況はすべて開示し、あまり関心を示さない社員がいても毎月、そして半期ごと期末ごとに会社の経営状況をすべてガラス張りにしてきました。
アメーバ経営がこれに加わり、大変に感じた社員の方もいたようですが、経営に対する関心は特段に高くなったと思います。

でもまだまだ、経費や利益をコントロールしているという意識を全社員が共有しているというとこまではいっていません。
今進めている社内システムで私は是非そう持っていきたいと思っています。
全員が参加させられているという意識から、自らも経営しているだという意識にどう変えていくか当社の大きな課題の一つと認識しています。
受け身の感覚から経営もおもしろいと思ってもらえるような感覚へと育って行ってもらえば当社はまだまだ素晴らしい会社になるはずです。


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