コロナ禍で人として正しいこととは

コロナのお陰で色んなことを考えさせれます。
今度の連休で東京にいる次男夫妻家族と長野を旅行する計画を立てていました。
上京するのは怖いので感染が少ない中間地点で落ち合おうというわけです。
前から行きたいと思っていた温泉宿の予約もやっと取れました。
孫も楽しみにしていて、プールに行こう、BBQもしようと計画を立てていましたが、コロナが再び感染拡大の様相を見せ始め、そこへ国の GOtoキャンペーンです。
国があっちこっち行ってこいと言っているのだから、我が家が長野を旅行してとやかく言われる筋合いはないのではないかと一旦は思いました。

ただ、国が正しいとは限らない、国自体が間違った判断をし、国民をミスリードしているとわかっているのにそれに乗じて自分の我を通すのは違うのではないか。
国がどうあれ、人として正しいことはなんなのか、そう思いなおしました。
仕事で行かざるを得ないのであればいざ知らず、孫に会いたいという個人的な欲に過ぎません。
夜のクラブや飲み屋で羽を伸ばしたい。
小劇場のコンサートにどうしても行きたい、憧れのスターに会いたい、気持ちはわかります。
でも立ち止まってはたと考える。
それは絶対に今しなければいけないことなのか、もし万が一のことがあったら周囲にどれだけの迷惑がかかるか。
キャバクラで感染したお父さんが家族に移し、子供が感染して学校で集団感染した事例も出ました。
多分、世界中で自分の欲とコロナ感染の危険を天秤にかけて戦っている人達が多いことでしょう。
コロナはある意味、自分の欲との戦いをもたらしてくれたとも言えます。

もちろん経済活動の維持は大切ですが、国の GOtoキャンペーンのやり方は間違っていると私は思います。
経済活動の再開は絶対に必要ですが、まだ退院もしていない患者にいきなり全力疾走を迫るようなことを国はしようとしている、段階を追った緩やかな経済回復策をとることがWithコロナ時代にするべきことではないかと私は思います。
東京都は対象外とはなりましたが、都市部の感染者を国内にバラまくようなことを今はすべき時ではない。
自分の欲とコロナを天秤にかけて迷っている時に国を司る政府自らが国民の欲を刺激してコロナ感染を高めようとしています。

まさに一歩間違うと国による人災になりかねません。
観光産業をどう守っていくかは別の視点で考えるべきです。
福井もやったように感染が少ない県内、あるいは同様な県同士で交流を認めるやり方もあるでしょう。
観光産業は地方に多いのでそれでも十分な効果はあるはずです。

我が家の旅行は結局、すべてキャンセルになって夫婦2人で近くの温泉の小さな会員制ホテルに一泊だけするプチ旅行となりました。
自分の欲を小さくする、抑えていくという点で見れば、これはある意味コロナ効果だったのかもしれません。
今朝のフィロソフィは利他の心を判断基準とするです。


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