本音でぶつかれと誠実な対応はイコールだ!

京セラのフィロソフィには「本音でぶつかれ」という項目があります。
当社のフィロソフィには入れていません。
何故入れなかったかと言えば、当社のレベルで本音で語り合ったら人間関係まで壊れてしまうと懸念したからです。

でも、後からこれは間違いだったと気がつきました。
本音で対応することと誠実に対応するということはほぼイコールだと理解するようになりました。
多分、多くの方は本音と誠実さは違う、極端な人はむしろ逆だという人もいるかもしれません。
フィロソフィで塾長が言われている本音とはあくまで利他的な本音が前提です。
相手のことを思い、仕事で言えば相手の成長や会社の成長、あるいは正しい商行為、さらにはお客様のためを思っての本音でなければなりません。
利己的な人同士が、利己的な本音をぶつけ合えばそれは喧嘩になるだけです。

それもはた目で見ても醜くていやしいものですが、当人同士はまったくそんな風には思っていないわけですで、自己主張の一貫に過ぎないと周囲があきれるまで頑張るわけです。これが利他的な人同士の本音の会話となると、お互いに裏表がありませんから、むしろ相乗効果的なことも生じて気持ちのいい関係となります。
周囲の人達も気持ちよい清々しい心持になります。

では、利己的な人に利他的に本音をぶつけていいのかという問題が残りますが、私は相手が利己的であろうがなかろうがやはり利他的な本音で接するべきだと思います。
多少の言い方への配慮は必要なことがあるかもしれませんが・・・
相手が利己的な場合、勘違いして相手は「しめ、しめ」と思うか、逆にまったく聞き耳が持てないという状況になるわけですが、その場合できるだけそのような人とは今後は関わらない方がいいなぁと思うわけです。
せいぜいが言われたことを少しでもそうかもしれないと思ってくれる人と付き合いたいものです。
相手がお客様だと付き合わざるを得ないですが、とことん利己的なお客様というのはどこかで道理に反するようなことを要求してきますから、その時にきっぱりお断りできれば相手は自然と去っていきます。

社内での対応でも私は利他的な思いを込めて極力本音で接するように心がけるようになりました。
オブラートに包んでも逆に伝わらないので結構ストレートに言っています。
私の人格形成がまだまだなために上手く伝わらなく、中には明らかに不満そうな顔をする人も多々います。
利己的な人ほど自分は利己的だと気がつかないもので、それを指摘されると逆に怒り出す可能性も少なからずあります。
それでも相手のことを思った利他的な本音を私は貫こうと思っています。
何故ならそれがその人に対する誠実な対応となるからです。
そして利他的な本音で会話ができる素晴らしい信頼関係の会社にしたいと願うからです。
さらにはお客様から「シスケンの社員は心からお客のことを考えて対応してくれる、だからシスケンと付き合う」と言ってもらえるような会社になりたいからです。
今朝の「フィロソフィは何事にも思いやりの心で誠実に対応する」です。


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