コロナ不況だからこそ燃える闘魂

利他や稲盛フィロソフィを何か優しい、慈愛に満ちた仏様のような心を言うのだと勘違いしている人は意外と多いと思います。
もちろんそのような部分もあるのですが、私は晩年の仏様のような稲盛和夫氏だけでなく、鬼の稲盛も知っているのでそんな甘い哲学ではないとはっきり言えます。

事実、40代頃の稲盛さんのビデオなどを見ると今にもつかみかからんかのような迫力と闘志を感じます。
一緒に見ていた福井のある盛和塾生がヤクザの親分みたいと怖がったぐらいです。
事実、「稲盛経営12カ条」の第8条には「燃える闘魂」が入っています。
稲盛さん自身も何度も岩をもうがつ強い意志が経営には必要だ、まさに燃える闘魂のような闘志と情熱がなければならんとよく言われていました。

そうだと思います。
ただ人に優しくだ、利他の思いやりだと言って、接する人や物事に対して甘いことばかり言って商売やあるいはその人の人生が上手くいくはずがありません。
例えば受験競争で自分が受かれば誰かが落ちる、利他の精神で誰かのために自分は不勉強で自ら落ちる、これなんて利他のはき違いでただの怠けもの、馬鹿者ですよね。
そこまでいかなくても不況で可哀そうだから仕入れ業者さんに厳しい要求をするのは控えよう。
これなんか一見、優しそうですがそれで自分の会社の経営がおかしくなれば仕入れ業者さんどころか社員とその家族も含めてはるかに多くの方々にご迷惑をおかけすることになります。
このような思考は小善にすらなりません。

ライバル会社と厳しい競争を経て生き残る、不正なことをして相手を倒すのは論外ですが、適者生存、世の中の変化に合わせて対応し、公明正大に利益を追求していく企業だけが生き残るのです。
これは人間界だけでなく自然界の掟なのです。
チコちゃんじゃありませんが、ボーっとしている人は生き残る資格がないのです。
ボーっとしている人を強く叱ることが利他なのです。
そんなことではろくな人生にならんよといさめることが利他なのです。
厳しい競争を勝ち残った企業だからより立派な企業になり、大きな社会貢献にもつながっていくのです。

優しさや思いやりという言葉に惑わされたり、逃げてはいけません。
ましてこの不況の最中、そんな甘いことでは瞬く間に蹴散らされてしまいます。
そして多くの仲間の社員や家族を不幸にします。
売上極大、1円でも売上が上がるように粘り強い営業活動を全社員で展開しなければなりません。
経費極小、1円でも安く仕入れる、無駄な経費は一切省く。
コロナ不況の今日、私たちは今まで以上に経営理念や目標に対する気持ちを強く持ち、燃える闘魂で戦い抜かなければなりません。

物心両面の幸せ実現のためにフィロソフィの持つ厳しい側面を今まで以上に強く意識してください。
今朝のフィロソフィは「闘争心を燃やす」です。


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