仕事に生き甲斐を見出す

新入社員の方の研修報告を皆さん、読んでおられるでしょうか。
なかなかいいことが書かれています。
印象に残ったのがプロとアマの違いの説明です。

・プロとはどのような環境下でも期待以上の成果を上げる人。
・なぜなら、プロは能力だけではなく、考え方も違うからである。
・人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力。
・この方程式は大事な要素順で並んでいる。
・つまり、考え方が最も重要。
・能力だけでなく、考え方も成長できるのがプロであり、熱意を自ら生み出すことができる。

根本的にプロとアマは能力が違うだけでなく考え方が違うから、その結果も大きく違ってくるというのは納得です。
次も全くその通りと私は感じました。

・アマは、仕事以外に生き甲斐を持つ人である。
・プロは仕事そのものに生き甲斐を持つ人であり、三度の飯より仕事が好き。

どうですかみなさん。
反発を感じる人もいると思いますが、私はその通りだと思います。
仕事以外の生き甲斐と言えば趣味や家庭が一般的でしょうか。
例えば私にもゴルフという趣味があります。
昔は魚釣りやテニスでした。
これらの趣味でどんなに私が上手くなってもプロとは言えませんし、上手くなったところで自分が喜ぶだけです。
何度か私が話させていただいたように、三段階の喜びのうちのこれは第二段階の喜び、つまりできる喜びです。
動物でも持っている喜びの感情です。

家庭はどうでしょうか。
子育ては大変ですが、動物だって立派に子供を育てます。
一方で、仕事でお客様に喜んでいただいたり、社会への貢献で地域社会から認められたり、感謝されたりすることは人間だけが有している第三段階目の感謝される喜びに通じます。
これこそが人間としての真の喜びです。
もし、趣味で他者に感動を与えたり、感謝されるようになろうとすればテニスで言えば錦織だったり、ゴルフでは松山だったりの世界で、これは最早、プロの領域です。
つまりプロとは第三者に感動を与えたり、感謝を受けるような存在であると思います。

趣味でボランテイア活動をしている人も他者に感動を与えたり、感謝を受けたりすることができます。
これだけはプロではありません。
何故ならこれはプロになったら最早、ボランテイアとは言えないからです。
プロとは仕事そのものに生き甲斐を持ち、それによって第三の喜びを感じられる人だと思います。
我々凡人がこの三段階目の喜びを感じられる可能性があるのが私は唯一、仕事だと思っているわけです。
テニスでは錦織に、ゴルフでは松山に遠く及ばない存在ではあっても、仕事であれば錦織や松山同様に他者から認められたり、感謝されたりすることは可能です。

錦織や松山にはITシステムはつくれません。
まさにそれこそが仕事のやりがいだったり、生きがいだったりするのだと思います。
そうした感情で仕事をやりつつ、しかも給料をもらいながら三段階目の喜びを味わうことができればなんと意義ある、充実した人生だろうかと私は思うわけです。
結局、その人の人生を左右するのは仕事というものに対するその人の考え方次第なのです。
まさにプロとアマの境界線はそこにあるのです。
私たちは当然、システム屋としてプロであらねばなりません。
プロの仕事をするためには真剣に、真面目に仕事に打ち込める人にならなければなりません。
そのために大切なことはまず仕事を好きになることです。
スタートはそこから始まるのです。
研修の感想にも書いてありました。
「好きこそものの上手なれ」なのです。
今朝のフィロソフィは仕事を好きになるです。


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