パラリンピックに思う、人生の結果の方程式はまさにその通り

「京都弁もしゃべれない。田舎大学出身、鹿児島弁丸出しの田舎者の俺のような男はいない。みんな賢そう。実家には電話もなく、自分は電話も取れない。俺には能力はないのかもしれない。それなら一流大学を出た人や京都の人達の何倍も働こう」
これは誰の言葉と思いますか。
鹿児島大学を卒業し、碍子を製造するメーカーに就職が決まり、その会社に出社したころの稲盛さんの言葉です。
塾長の鹿児島の実家には電話機もなく、会社で電話が鳴るだけでビックリし、受話器も取れなかったそうです。
話せば鹿児島弁丸出しで馬鹿にされ、普通ならしょげかえって鹿児島に帰りたいと思いそうなものですが、そこが稲盛さんは並みの人とは違っていました。
そのハンデキャップを乗り越えるために人の何倍も働くと決めるわけです。
事実、稲盛さんの働き方の凄まじさは数々の自伝やフィロソフィに関する本を読めば伝わってきます。
その結果、経営の神様と言われるまでに登り詰めたわけです。

こう考えるとハンデってなんでしょうか。
普通は障害はない方が何事も上手くいくと思いがちですが、むしろ障害があったから、普通以上に燃えて頑張れたということもよくあります。
今、パラリンピックが開催されています。
両手がないのに口で卓球をする人もいれば、足でアーチェリーさえやる人もいます。
片手がない、片足がないのにトライアスロンまでやっている。
健常者でも簡単にトライアスロンなんてできません。
驚いたのは両足がなくてさらに片手がなく、もう片手も障害もある水泳選手が、両手が普通に機能する選手を抑えて金メダルを取る。
もしこれらの障害がなかったらこの人たちはここまで輝けたのだろうかと思わず思ってしまいました。
そりゃ誰だって障害を持って生まれてきたくはなかったでしょう。

私も子供授かった時、手がある、指がある、足もある、足の指もついていると確認してほっとしたことを覚えています。
でも、人間の無限の可能性を目の前で見させていただき、つくづく人は能力ではない、熱意と考え方でどうにでもなる、熱意と考え方さえあればある意味別の能力を引き出すことができるんだと思います。
五体満足で生まれた我々はもっとそのことに感謝して、情熱を燃やし、何事にも為せば成るのプラス思考で挑戦していかないとバチが当たるというか、パラリンピックの選手の前で恥ずかしくなります。
一方で、自分に対する態度が悪かった大学の後輩を根に持って硫酸をかけた男、バイト先での女性社員にこの仕事に向いていないと言われたことを逆恨みして電車のなかで関係のない女性達を切りつけ殺そうと思った男など、考え方さえ変えることができればきっとちょっとはましな人生を歩み、犯罪者に転落することはなかったのにと思える事件が後を絶ちません。

人生の結果の方程式はまさにその通りだなと思う今日この頃です。
能力や生まれた環境で人生が決まるわけではないのです。
私たちは幸いなことに稲盛さんからこの方程式を学ばせていただき、心から感謝しなければいけないと思います。
今朝のフィロソフィは仕事の成果、人生の結果の方程式です。


システム研究所
お客さまのために、社員のために。
ソフト開発、ホームページ制作、パソコンサポート、パソコン教室 などITを通して喜びを提供する企業
株式会社システム研究所

i-通販
ネットショップの受注管理や送り状の通販システムでお困りの皆様。
i-通販(アイツーハン)は、操作ラクラク、業界最安値、無料キャンペーン実施中。
クラウド対応なので即日利用可能、多彩なシステム連携、カスタマイズOK!
電話サポート無料対応。

カテゴリー: ブログ   パーマリンク

コメントは受け付けていません。