橋下大阪市長誕生

先日の日曜日に投票が行われた大阪市長と大阪知事のダブル選挙は、予想以上に橋下さんが率いる大阪維新の会の圧勝に終わりました。
閉塞感漂う日本、中でも大阪は最悪で、幸せ度は日本で一番低く、子供の学力最低、一方で生活保護支給者は最高、経済の地盤沈下は目を覆いたくなる。
治安は悪化の一途で、凶悪事件が後を絶たない。
橋下自身も選挙期間中、家族共々、脅迫の恐怖にさらされた。
大阪の人達はそんな現状を憂い、橋下さんに変革の期待を託したのでしょう。
政治手法に問題はあるが、それよりも変えることの方が大事という民意だったような気がします。
部落出身とか、父親が暴力団とか週刊誌に叩かれまくられましたが、そんな問題も変革を求める民意の前に力なく潰えました。
おそらくこれから大阪は熱く燃えることになるでしょう。
福井も多分、無縁ではいられなくなると思います。
色々、影響が出てくるでしょう。
早速、脱原発の橋下構想に、西川知事や河瀬敦賀市長が噛みついている。
一方で、北陸新幹線問題では大阪の応援が欠かせない。
広域行政が大きな課題で、観光、防災、教育、医療等々、交通体系以外にも連携すべき課題は山積みです。
福井だって私から見れば閉塞感が一杯です。
自燃性の橋下市長のパワーで、不燃性の福井が少しでも可燃性で変わっていくことを期待しています。