藤井聡太8冠に学ぶ

8タイトル制覇を成し遂げた、藤井八冠。自分へのご褒美は、との記者の問に「勝ったときに褒美は考えていない。勝っても負けてもモチベーションを保つのが重要です」と答えています。
何と謙虚で、とても21歳とは思えない受け答えです。
すでに成功も失敗も試練、ということが腹に落ちているのだと思います。
いい時も、悪い時も試練と稲盛さんはよく言われていました。
私は悪い時の試練よりいい時の試練の方が怖いと思います。
何故なら悪い時は気落ちするかもしれませんが、己の至らなさを自覚できる器量さえ持っていれば失敗を糧にしてやり直しできる可能性があります。
ところがいい時は余程の人格を持っていないと、うれしくなって、誰かに自慢したくなったり、自分で自分をほめてあげたいと思ったりするのが普通の人間だと思います。

この気のゆるみが人を傲慢に変えていきます。
傲慢は自分の人間性を下げ、せっかくつかんだ成功体験もつかの間、次の失敗へとつながっていきます。
成功体験が大きければ大きいほど、次の失敗も大きくなる、山あれば谷深しです。
これがフィロソフィの教えの肝というか怖いところです。

史上初の8冠です、有頂天になっても誰も責めません。
こんな時、豪華な外車を自分の褒美に買いますなんていう有名人は多々います。
藤井さんは弱冠21歳です。
年収も億単位です。
なんで勝っても負けてもモチベーションが保つことの方が大切なんて言えるのでしょうか。
勝って兜の緒を締めよとは言いますが、もって生まれた謙虚さなのでしょうか。

大谷翔平さんも藤井さんと同じようなことを言われていたと思います。
二人ともわかっているのでしょう。
自分の気持ちの張りのようなものを決して切らさない、傲慢になって努力を忘れては元も子もない、謙虚に精進を続けることこそ大切だと理解している。
ジャンルは違いますが、20代ながら片やメジャーを代表する野球選手、片や日本を代表する棋士、共に謙虚で人間性も素晴らしい。
私よりはるかに年下の若者ですが脱帽するしかありません。
今朝のフィロソフィは常に謙虚であらねばならないです。


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