アベノミクスでデフレから脱却し、日本経済が再生されるかどうか、私のような経営者だけでなく、国民全体が祈るような気持ちでいるのが現状ではないでしょうか。
先日、テレビを見ていたら、就活を苦にして自殺する大学生が増えていると報道されていました。
この3年間で180人の大学生が就活を苦にして自殺しているようです。
毎月、5人がこの3年間で自ら命を絶っていた計算になります。
若者を取り巻く就職の厳しさはなにも日本に限ったことではありません。
経済が悪化しているスペインは24歳以下の若者の失業率がなんと55.7%、イタリアは、37.8%、フランスは26.2%、アメリカは16.3%、経済が堅調と言われるドイツで7.7%、これに対して日本は6.6%で、まだ先進国のなかでは恵まれている。
それでも自殺者が増えている。
これは大きな問題で真剣に考えるべき事態です。
息子を亡くしたある父親は、自殺する数日前に「お父さん、契約社員でもいいか」と問うてきた息子になんで真剣に向き合えなかったのかと悔やんでいましたが、思わず同じ父親の立場として人ごとでない気がしました。
日本人は若者を中心に心が折れやすくなっているような気がしてなりません。
当社のシスケン手帳では、仕事に向き合う心のありようや基本的な考え方を稲盛経営哲学を通して列挙しています。
若者自殺が問題化する状況をみて、改めて心の管理の重要性を私は再認識しています。
稲盛さんは、健康管理、知的管理と同様に心の管理の重要性を強調しています。
イギリスの作家であるジェームスアレンの言葉を引用し、「人の心は庭と同じだ。ほったらかしにしておけば、心は荒廃し、雑草だらけの庭と同じようになる。一生懸命耕し、ちゃんと種をまけばやがてきれいな花が咲くように、心の管理を心掛ければ、人の心も高めることがでる」と語っています。
心の管理とは何を指すのか、その答えは皆さんはもうお分かりと思いますが、私達の手帳にすべて書かれています。
日本人は心を正しく管理するということに教育機関でもっと真剣に取り組むべきではないでしょうか。
稲盛哲学を学ぶ意義を改めて感じさせるニュースでした。
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