高収益企業への転換は当社の必須条件

稲盛塾長は松下幸之助さんの次のような言葉を盛和塾の例会で披露しています。
「天下の資材を使い、天下の人材を使って事業を営み、赤字を出すなどというのは罪悪をおこしているようなものだ。」
黒字は当然で赤字は罪悪だと言い切っています。
企業が黒字を出しているから税金も納められ、さらにその企業で働く人の給料も上がり、国民の一人としての納税義務が果たされ、社会は発展していきます。

でも稲盛塾長はただ、納税義務を果たすだけでは足りず、さらに次のように言われています。
「10%以上の利益が必要なのも経営に余裕がなければ従業員も守っていけないし、将来への保証もできない。3~4%の利益では不況が来れば一発で利益は消えてしまう。」
その通りだと思います。
昨日も東証の株価が暴落し、米中の貿易戦争をきっかけに不況に突入する気配が濃厚ですが、それでも企業は黒字であらねばなりません。
不況が来るたびに赤字転落しているようでは罪悪を繰り返すことになります。
社会に対する責任もありますが、社員の皆さんとその家族のために企業は高収益でなければならないと思います。

しかしながら10%の壁は高いというのが私の実感です。
当社は2年前に10%にあと一歩と迫りましたが、悔しいですがこれまで10%を超えたことはありません。
これだけ盛和塾で学ばせていただきながら未だに10%がクリアできない。
私の能力と努力不足に皆さんに申し訳なく思います。
しかし、確かに10%程度は常になければ企業として十分なことはできないということを実感しています。
本社の玄関先をリニューアルしました。
次は階段です。
その後、ようやくオフィスのリニューアルにかかる予定ですが、お金がかかります。
いっぺんにやりたいところですが、新たな借金をするのではなく、自己資金で堅実にやろうとしているのでパッチワーク的に何年もかけてやっていくつもりです。
こうした投資をしつつも、皆さんの給与水準も上げていかなければなりません。

一方で借金を減らして完全な無借金経営という目標も実現しなければなりません。
お金がいくらあっても足りないと、連休中も近未来の会社像を色々考えながらついちゃいけないと思いつつため息が何度も出そうになりました。
やっぱ高収益企業でないとダメだという塾長の教えが胸に染みてきます。
全社員の物心両面の幸せ実現という経営理念のためにも高収益企業への飛躍は必須だと思います。
10%までもう少しなのです。
納税できているぐらいで満足してはダメなのです。
社員の皆さんの将来がかかっているのです。
そのためにも来期からのアメーバ経営の強化を目指し、準備を進めていこうと思っています。
皆さんとベクトルと力を合わせ頑張っていかなければと改めて肝に銘じています。


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