常に謙虚

「常に謙虚であれ」と、稲盛さんは盛和塾生に諭すようによく言われていました。
私は盛和塾入塾当初は不良塾生でさして稲盛哲学の勉強せず、ただ付き合いで入塾しただけで、福井での活動ぐらいしか参加していませんでした。
その私が変わるきっかけとなったのが、生の稲盛塾長に丸2日間にわたり接したことでした。
福井で初の盛和塾の海水浴が開催されることになり、不良塾生だった私に海水浴実行委員長の役が回ってきたのです。
役目がら塾長の世話役となり、その2日間は私にとって生涯忘れえない経験と思い出となりました。

私が感動したのは人間稲盛和夫の素直さ、そして謙虚さでした。
あれだけの実績を築いている大企業の経営者とはまったく思えませんでした。
そばに控える私に対しても、そして寄ってくる数々の塾生に対しても、その謙虚さとサービス精神に私はただただ脱帽しかありませんでした。
私はその時初めて、この人はただ者ではないと思ったのです。
この人に少しでも近づきたい、そのための勉強をしたい、そう思うようになりました。
私が塾活動を始めたそれがきっかけです。
稲盛さんは謙虚さについて次のように言われています。
「謙虚である限り失敗することはないし、悪い人間も寄ってこない。謙虚さは魔除けだ。」
まさに稲盛さんは謙虚さの鬼でした、謙虚さに徹していました。

一方で本当の鬼かと思えるような怖さも秘めていました。
あのように2面性を使分けられる人を私は見たことがありません。
海水浴での仏の稲盛、別の例会で触れた鬼の稲盛、今思い出しても鳥肌が立つ感じです。
自分に対する厳しいまでの自分自身への心の目線が稲盛さんを育てたのだろうと思います。
盛和塾は解散し、未だに勉強不足、努力不足で、塾長の足元にも及ばない私ですが、一方で年を重ね、経営者としてそれなりの経験も積まさせてもらいました。
だからこそ常に謙虚さを忘れず、自分を律していきたいと思います。
であれば稲盛さんが言われる通り、大きく失敗することもないし、悪い人間にだまされることもないし、人生の晩年を自ら汚すこともないと信じています。
同時に稲盛哲学の最末端の門下生として、門下生の域にも入っていないと叱られそうですが、師である稲盛さんの顔に泥を塗ってはいけないとつくづく思います。
そのためにも常に謙虚です。


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