売上極大、経費極小の本質は

「売上を極大に、経費を極小に」と言われれば、誰でも企業経営はそうあるべきだと思うのです。
しかし、稲盛さんは「売上極大、経費極小とは経営の原点であり、売上を増やすために経費を増やすのではなく、経費は同じか、減少させるべきだということであり、これがもっとも道理にかなった経営である。」と説いています。
売上極大、経費極小には納得した人でも、売上は増やすが経費は増やさない、むしろ下げるんだと言われると多くの人はそんなのは無理だと言うわけです。
でもそれは売上極大、経費極小に反しているのです。

売上が増えた、同じように経費も増えたのでは利益は変わりません。
売上極大、経費極小は企業を高収益企業に持っていくための大切な概念なのです。
売上を増やしながら経費を減らすというのは生半可なことでできることではありません。
知恵と創意工夫と努力が必要となります。
利益とはその結果生まれるものでしかないわけです。
ある企業が商品を売り出したが売れない。
多大な広告宣伝費を投入してようやく売れ出した。
でも宣伝費が多すぎて利益が出ない。
となればお金をかけない宣伝はないか、今ならSNSを使えないかとか様々な工夫をこらしますが、一番すごいのは金をかけずとも宣伝する方法です。
これこそが売上極大、経費極小です。

多くの人は売上を増やすためには経費も増やさないといけないという常識にとらわれているのです。
だから高収益企業とはならない。
常識にとらわれるなと、稲盛さんは盛んに言われました。
イノベーションを起こせるのは素人だ、私はセラミックの素人だから常識を打ち破れたのだとも言っています。
当社の場合で言えば売上を上げるために人を増やすのではなく、効率性や生産性を上げる、営業段階からそれを志向した営業戦略をとるといったことが当社に求められる売上極大、経費極小だと思います。
常識にとらわれてはいけません。
その際のポイントは素人目線です。
できない言い訳や理屈をこねるだけの技術者になってはいけません。
省けるものはどんどん省く、とにかくやってみる。
社員のみなさんはそうしたチャレンジ精神を常に持っていてください。
よろしくお願いします。
今朝のフィロソフィは売上極大、経費極小です。


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