高い目標を持つ重要性を改めて知る

先週、私が所属する福井北ロータリークラブの会長として米国カリフォルニア州 のフラトン市へ行き、そこのフラトンサウスロータリークラブとの交流をしてきました。
この両クラブは40年近くの長きに渡り姉妹クラブとしての交流を続け、この縁で福井市とフラトン市は姉妹都市になっています。

ロータリークラブ同士の交流が姉妹都市にまで発展したという例はそうそうなく、私達福井北ロータリークラブの会員にとっては誇りでもあります。
両クラブは一年おきに互いの子弟を、最近は孫になっていますが、互いに短期間留学生として夏休みにホームステイとして受入れ、交流を育み、また、3年に一回の姉妹クラブ契約の締結を互いのクラブを訪問して行うことにしており、今年は福井からフラトンに契約の締結に訪問する年度に当たっていたというわけです。
従って6年に一度はこちらが先方を訪問するわけで私は12年前、姉妹クラブの担当委員長として訪問して以来、2度目のフラトン訪問でした。
最初の訪問の時、会員の奥様2人が、かなり年配の人だったのですが、謡いと堤太鼓の名手でして、その舞台をフラトンで披露しました。
米国人にとってはまったくの異文化、初体験だったのでしょう。
興味津々で実に大受けでした。
それから私は下手な英語を駆使するより、しゃべれなくても日本文化らしい特技を持つ方が国際交流においてははるかにインパクトが大きいと感じました。

以来、私も何か楽器をやりたい、できれば和ものがいいと思うようになりました。
3年前、ロータリーの会長就任が本決まりとなり、その会長年度がフラトン訪問の年とわかってから、何をやろうかと思案し、横笛に行きつきました。
かさ張らなく、軽く、持ち運びにいい、しかも日本的です。
そう思いついたら福井新聞社のカルチャーセンターでしの笛の教室があることを知り、早速入門、以来、フラトンでのお披露目を目標に精進してきました。
教室は月に3回ですが、休みの時は家で必ず練習し、平日は車に入れておいてちょっとした駐車の時間を生かして車の中での練習を繰り返してきました。
大きな声では言えませんが、信号待ちの間に練習したこともあります。
思った以上に難しく、同じ指使いで低音、高音を吹き分け、半音の指まであります。
まして五線譜の譜面などあるわけもなく、ただ、数字の羅列が楽譜です。
面喰ってばっかしで、果たして米国で披露できるのだろうかと焦ることも度々でした。
でも出発直前の4月ぐらいから上手くなったと先生からほめられることも何度かあり、自分でも自信も芽生えつつも、一方でフラトンでのパーティー直前まで不安で不安で一杯でした。
結局、本番では一か所だけミスりましたが、大いに受け、日本の曲以外に地元カリフォルニア出身のカーペンターズの曲を入れたのも正解でした。
こちらから参加したメンバーも私の曲に合わせて歌ってくれて、二次会では先方のメンバーも歌いました。
いつもの契約調印式よりずっとフレンドリーで打ち解けた式になりました。
やはり音楽は人種を超えます。
しの笛にチャレンジして良かったと思いましたし、何よりもフラトン訪問を目標ラインにして練習を重ねてきたことが上手くいったのだと思います。
目標を立て、それに向かって精進することの重要性を改めて思った次第です。
さて、次はどこを目標にしようかと目下、思案中です。


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