常在戦場の意識を持つ

アベノミクスともてはやされた安部総理の経済政策ですが、ここに来て雲行きが怪しくなってきました。

日本の株価は、異次元の金融緩和と言われた日銀・黒田総裁の発表時点の株価に戻ってしまい、依然乱高下を繰り広げています。

確かに、最初はデフレと断固して戦うという姿勢が感じられたのですが、第3の矢と言われた経済成長方針でこけてしまった感じです。

IT業界の私が言うのもなんですが、日本経済成長戦略の柱のひとつが、ネットでの薬の販売の解禁というのは寂しい限りです。

薬のネット販売が悪いとは言いませんが、日本経済をけん引するほどのビジネスではないことはネットの事情をちょっとでも理解している人なら明らかです。

医療業界や農業団体等々、既得権の業界に対して痛みも伴う大胆な改革を仕掛けてこそ日本経済の構造改革につながると思います。

明らかに第3の矢は的がずれている。

つまり本当に戦っているという姿勢が感じられないわけで、株式市場がそこに冷水を浴びせたということではないかと私は理解しています。

安部総理を持ち出すのは大層な言い方かもしれませんが、私は政治もビジネスも常に戦いだと思います。

常在戦場の意識が必要です。

ちょっとでも気を抜くとやられてしまう。

規模こそ違え、当社のような中小企業でも常に戦いの場にいることを私達は忘れてはならないと思います。

稲盛哲学は一面、精神論でとらえられる面がありますが、実はそうではありません。

常に、稲盛さんは目標到達への強い意識、激しい闘争心の必要性を説かれ、経営の原点12カ条のひとつに燃える闘魂とまで言っています。

ビジネスにおいて、戦う相手は競合先だけではありません。

誤解を恐れず言えば時にはお客さまだったり、社内であったり、技術の壁であったり自分自身であったりするわけです。

これらにひるむことなく激しい闘争心で私達は立ち向かわなければなりません。

でないと日本の株価のようなダッチロールを私達自身が経験することになるのです。

今朝のシスケンフィロソフィは闘争心を燃やすです。


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