考え方を変えることは自分との闘い

人生の成果、仕事の結果の方程式は今更、説明するまでもないかもしれませんが、一番大切と言われる考え方を変えるというのは、一朝一夕ではいかない難しさがあります。
当社のお客先でもあるS社の社長さんが、次のようにいわれたことがあります。
「フィロソフィで考え方を変えてがらっと変わった社員もいれば、我が強くてなかなか変わらない社員もいる。変わった人は素直さがあり、心に覆いかぶっている曇りのようなものがなくなったような感じがする。我の強い人はその曇りが厚くなっていて、引っぺがすにはなかなかの力が必要だ」

私も我が強い方ですから苦労しましたというか、今も苦労しています。
物欲・出世欲が強い人やプライドが高い人も自己中心的ですからなかなか変われません。
また、権利意識ばかりが高くて、義務意識が薄い人も同様で、周囲に責任転嫁するだけですから変わることには苦労するタイプです。
素直が一番と塾長が言われたことを思い出します。
考え方を変えられる人はまずは自己責任の意識が高い人でもあります。
一代で日本トップのコンサルタント会社・船井総研をつくり上げた船井幸雄氏は、「自己責任意識の高い人は都合の悪いものごとを他者の責任とせず、自分事としてとらえるから反省することができ、成長していく、成長していくからツキも巡ってくる、だから成功する」と言っています。
人間的な成長がツキをもたらし、成功を運んできてくれると、本来合理的志向のトップコンサルタントがツキや運気のアップのきっかけが人としての成長だと言っているわけです。
実は言い方は違いますが同じことを稲盛さんも因果の道理とか、善因善果という言葉で運命の好転する要因を説明されています。
また、明るく、ポジテイブ思考の人は変化を受け入れることができる人ですから、当然、自分の変化も受け入れやすいタイプです。

逆にマイナス思考の人は変わる前にマイナスの要因を自分都合よく次々と上げていきますからまず変わろうとするエネルギーを替わる前に消費してしまい力つきます。
保守的、自己保存意識が強い人は変わる必要性を自分で感じていても頭でわかっても本能的に拒否してしまい、変われないジレンマを抱えがちです。
こう考えると自分の思考の傾向を理解して常にその思考回路を上手く活用したり、あるいは打ち消す努力が必要です。
大切なことは自分と妥協しないこと。
自分の最大の敵は「これぐらいでいいだろう」という自分です。
一方で変われないからと言って、自分を否定したり、卑下することではありません。
自分で自分を励ましていく、よく頑張っていると時には認めてあげるようなことも必要です。

自分と向き合い、妥協することなく、時には自らを励ましながら考え方を変えて高い人間性を獲得すること、これこそがフィロソフィの目的であり、人として生まれてきた価値でもあると思います。
方程式を完結させるのは大変かもしれませんが、仲間みんなで支え合って精進し、みんなで考え方を正しく変えていって運も味方につけて大きな成果を上げ、社会に貢献していく。
会社はそのための場なのだと私は思っています。
今朝のフィロソフィは人生の成果、仕事の結果の方程式です。


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