ダム式経営

「経営は意思で決まる」稲盛さんがよく言われていたフレーズです。
燃えるような闘魂とも言われました。
今ならブラック言われるでしょうが、仕事が取れないですごすごと帰社してきた営業マンに、「そんな弱気でどうする。俺が後ろから機関銃で撃つぞ、どうせ逃げ帰って死ぬぐらいなら前へ進んで死ね」と激しい言葉を投げつけたこともあったと言います。
もちろん本当に死ねと思っているわけではありませんが、これはまさに今ロシアがウクライナ相手に取っている玉砕戦法です。
刑務所から連れてきた兵士を前線に立たせて、逃げようとすると本当に鉄砲で撃つそうです。そうして前線に押し返すのです。
とんでもない話ですが、稲盛さんの話はあくまでたとえではありますが、京セラが成長する過程でそれほど激しい闘志を燃やしたことは事実です。

今の時代は人に優しいとか多様性を受け入れる寛容性とかに注目が集まる時代ですが、それを否定はしませんが、それだけで国家間競争や企業間競争に勝ち残っていけるわけではありません。
強い意思で必死に頑張る思いも一方でないと生き残っていけません。
優しいだけでは全社員の物心両面の幸福は永遠に実現できません。
全員が強い意思をもって目標に立ち向かわないとことは成せないのです。
今月のフィロソフィのひとつはダム式経営を目指すです。
何故、ダム式経営を目指すのか、それは会社を強固に立派な企業にするため、すなわち社員の幸せのためです。

今期、教育関係のシステムの受注拡大を目指しています。
これはすべて当社にとっての強固なダムを築くためです。
このダムが築かれれば当社は安定した成長軌道に乗ることができるでしょう。
しかし、そのためには全員が強い意思をもってことに臨まなければそんな簡単にダムが完成するわけはないのです。
燃えるようなエネルギーに満ちた強い意思が絶対に必要です。しかし、これはもろ刃の剣でもあるわけです。
誤って限界を超えれば自分自身、部下、最終的には集団を破滅させてしまいかねません。
だからこそ私たちは人間性を高めないといけないわけです。上辺だけでなく真の優しさも身につけなければいけないわけです。
強い意思を持ち、かつフィロソフィで心を高めた集団の思いが結集した時に初めてそそり立つダムが完成するのです。
みなさんと早くそんなダムを見てみたいものです。


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