コミュニケーションを考える

男性、女性間のコミュニケーションについて話をします。
親しい女性(知人レベルかお付き合い始めるぐらいまでの関係)とあなた(男性)が二人で歩いていたとします。
しばらくたって女性から「疲れていませんか?」と問いかけられました。
男性のあなたは全然、疲れていません。さて、どう返事をしますか。
疲れていないよーと、答えてそのまま歩いていくと考えた人は女性からみた場合は根本的に女性とのコミュニケーション能力に問題ありだそうです。
この場合、女性の心理的には、自分が疲れてきた、でも知りあって間もないし、直接言いにくいので、「疲れていませんか」と同意を求めていると考えるべきなのだそうです。

まあ、こんな奥ゆかしい女性ばかりでないし、これが家のかみさんなら、「お父さん私疲れた」と言って近くに座ってしまうかもしれませんけどね・・

でも、確かに多くの女性はそのような反応をするというのは一般論的にわからないではありません。
男性はプロダクトアウト的に発想するが、女性はマーケットイン的に発想するそうです。
「これはいい物が出来たぞ。自信作だ。だから売れる」と考えるのが男性で、「世の中の人はこんなことで困っているからこの商品は受け入れられる」と考えるのが女性だそうです。
芸術家に男性が多いのもそうした理由だと聞いたことがあります。

それはともかく、物が溢れているこのご時世、商品やサービスの開発プロジェクトに女性を入れたり、構想段階で主婦を集めて意見や反応をみるのはそういうことだそうです。
自分中心で発想するか、相手の様子をうかがって発想するかの違いです。

したがって先ほどの歩いている二人を例にすると、男性は相手の女性は疲れているのかもしれないと、推察し、先回りして「僕もちょっと疲れてきた。休みますか・・」と答えるのがベスト。
そうすると相手の女性は「なんと気のきく人」となって本格的な交際へと展開するということになるそうです。

ところが少子化で長男なり、甘やかされて育った男性が多いので、そうした気が回らず、女性とのコミュニケーションが取れない男性が多くなっている理由のひとつだそうです。
別に、朝からナンパのテクニックを講義しようというのではありません。
誤解のないように。
世の中、半分は女性ですから、その心理を学べば、半分の人とはコミュニケーションがうまくいくということですから、男性としては心得ていていい話だと思います。
要は、相手の心理・思いに考えを巡らすということなのかもしれません。
これはコミュニケーションの基本ですよね。

私もこれを若い時からもっとうまくやっていれば、モテモテだったかもしれません(笑)
それはともかく相手の心理状態を見抜くには、最近つくづく思うのは謙虚になるということです。
自分が謙虚になると見えないことも見えてくる。
傲慢な人は相手かまわずですから、そもそも相手の気持などわかりようがない。
謙虚な人は、逆に相手を冷静に見れるから、その心理が見えて、コミュニケーションもうまくいく。
女性にもモテて、仕事も円滑に舞う。いいことづくめです。
「謙のみ、福を受ける」謙虚な人は幸せになるという意味ですが、
偉そうなことを言っても、私もこの歳になって実感している次第で、昔を振り返ると赤面の至りです。


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