チベットの教えに学びを得た

シスケンフィロソフィに大家族主義で経営するがあります。

私が稲盛経営哲学で一番最初にこの言葉に接した時、そんなことできるのだろうかと、まず疑問の思いがよぎりました。

確かに家族のような信頼で結ばれた組織は素晴らしい、強いとは思いますが、本当の家族すら崩壊しかねない昨今、赤の他人同士の集まりである会社でそんなことが実現できるわけがないと思いました。

稲盛哲学を学ぶにつれ、確かに家族のような信頼関係、結びつきが重要なのだと納得はしたのですが、でもどうやったら会社で実現できるのかといつも途方にくれていたというのが正直なところです。

そんな私が先日、福井新聞のコラムを読んでいてぱっと、目を開かれた思いがしました。

チベットに「良い生き方の16の憲法」という教えがあるそうです。
その中に「自分の左右にいる人を大切にしなさい。それを皆が行うことで最終的に自分も守られる」との一節がある。

家族を、中でも親を大切にしなさい。家族を大事できない人間は自分のことしか考えられないとの導きだ。

コラムはさらにこう続けます。

戦後日本は貧しさに耐え、家族でしっかり助け合ってきた。家族こそ戦後復興を成し遂げた要因という。だからこそ我慢する力が足りなくなった今の日本人も、家庭を持たず独身が増える世相も、もどかしいのだろう。結婚して我慢を覚え、人間的に成長できる。家族と送る人生を薦める。
確かに私も結婚して我慢と妥協を覚えました(笑)

会社も、家庭も、修行や精進の場なのですね。
日本人は本来、他者を思いやる民族だと思います。
その日本人としての美徳を忘れず、思いやりの心を持ってお互いを支え合う場に
会社もしなければならないのではないでしょうか。
それが結局、自分も自分の家族も守られることにつながっていくのです。
だから会社は大家族主義で経営しなければならないのです。
その第一歩が、左右にいる人を大切にすることなのです。


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