真面目に仕事に取り組む

この項目で趣味では真の喜びは得られない、仕事を頑張ってこそこそ真の喜びが得られ、人格も高まっていくと稲盛さんは言い切っています。
これについてはフィロソフィにある程度共感している人でも違和感を覚える人は少なくありませんし、私もこの項目を社長の私が強調するといかにも仕事人間になれというようでうまく説明ができないと感じていました。
今月の社内研修のフィロソフィ項目のひとつがこれで、改めて真の喜びとはなんぞやと思いなおしてひとつの結論を得ました。

趣味で得られる喜びと、仕事の喜びとは喜びの質が決定的に違うと言うことです。
人の喜びにはしてもらう喜び、出来る喜び、自分の行為で人が喜んでいる姿をみて自分が嬉しくなる喜びの3つがあります。
してらう喜びとできる喜びは動物すべてが持っており、他者の喜びを感じて自分も喜ぶ感情は人間だけに与えられた喜びです。
趣味で得られる喜びはこのうちのできる喜びにあたります。
つまり利己的な喜びです。
仕事で得られる真の喜びは、仲間に貢献できた、お客様に喜ばれた、社会に貢献できたという利他的な喜びです。
先ほどの中央さんの現場の評価もそうした喜びだと思います。
趣味で得られる喜びとは質が違う。
稲盛さんがいう真の喜びとは人だけが感じることのできる利他的な喜びだと思います。
ここまでは皆さんも概ね了解いただけるのではないかと思います。

コンパの席で、では仕事と家庭の関係はどうなのかとの質問が出ました。
私なりに考えたのですが、家庭を犠牲にしてまでも仕事に打ち込むべきはトップとしての社長はやむを得ないにしても、社員の方にまでそこまでは言えないと思います。
当然ながら家庭がうまくいっていないのに物心両面の幸せというのは成立しないのではないかと思います。
ただ、我々の仕事の意義を家庭においても説明し、奥さんとも稲盛さんがそうであったように同志的な関係を築く努力は必要です。
私もあまり偉そうなことは言えませんが、ご主人が、または父親が何をしているのか、それが把握できるだけでも家庭内での情報共有化が進み、互いの理解度が上がると思います。
家庭円満にもつながるのではないでしょうか。
仕事を抱えていると家庭サービスがおろそかになる場合もやむを得ずあるかと思いますが、そのような信頼関係が築けていれば家族関係がきしむことはないように思います。
互いの情報の共有化は社内でも、家庭においても重要だということです。
一方で皆さんが長時間勤務にならないように私自身も今まで以上に気を配り皆さんが家庭サービスの時間や息抜きの趣味の時間を取れるようにしなければいけないと思っています。


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