自燃性の社員になれ

フィロソフィ研修会で皆さんに自燃性、可燃性、不燃性を問うたところ、ほとんどが可燃性との答えで自燃性はわずか数人しかいませんでした。
私としてはなんとも残念な思いです。
パソコン相手の仕事柄、どうしても大人し目に見える社員が多くなるのは避けられないのかもしれませんが、自燃性意識の社員をもっと育てないと会社は活性化されないと危機感を持ちました。
少なくともサブリーダー以上は全員自燃性と答えるぐらいになりたいですね。

何故なら可燃性と可燃性が集まってもこれは結局、不燃性ということです。
火をつける役割の人がいないのですから、可燃性と言っていても実は不燃性に近いのです。
つまり人頼りの社員ということができます。
自ら動く、言われて動く、この両者には大きな違いがあります。
もちろん仕事の達成感も違ってきますから、自燃性の人は可燃性の人より成長度が早くなります。
自ら一歩を踏み出す勇気を持っているか、いないかの違いに過ぎないと思うのですが、この一歩の違いが大きい。
結局、踏み出せない、言い出せない理由は、自分で苦労をしょい込むのではないか、面倒なことに巻き込まれ仕事が増えるかもしれない、上手いく自信がない、相手に嫌われるかもしれない、失敗すれば恥をかくといった変なプライドが邪魔していたり等々の理由で、結局、事なかれ主義に陥るのではないかと思います。
これは自己保存の本能とも言えるし、実は自分だけが苦労するのではないかという利己的な思いも一方では働いているような気がします。

結局、自分の考え方次第なのですが、私はこれまで友人や知人を見て来て、楽な人生を送りたいと思っている人は実はそれほど楽な人生になっていないなあと気がつきました。
自分で苦労を買って出て、損な性分だなぁと若い時から言っていた人の方が、年をとってからも意外と充実した人生を送っているように思えます。
別にその人は意識したわけではないかもしれないけど結果的に利他的行為になっていたのではないでしょうか。
私は思うのですが、可燃的であれば問題ないと思っていると大きな間違いでそれは常に人頼りの意外と危うい生き方、少なくとも自分の人生なのに主役は自分ではないという人生を歩んでいるように私には思えます。
一歩を踏み出す勇気、「幸せの奇跡」という米国映画では好きな人に告白するためには20秒間の勇気を持てといったセリフもありましたが、自燃性に転換するのはそうした勇気を持った前向きな人になれるかどうかであって、それが人の人生の正否を分けるのではないかと思います。


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