手の切れるようなICTシステムやサービスを心掛ける

この項目は前項の有意注意で判断力を磨くと次項のシステムや機械の声に耳を傾けるとも密接に絡む項目です。
この中で現場主義という言葉が出てきますが、私達システム屋にとって、現場とは、私は皆さんの頭の中だと思います。
営業やサポートにとっての現場はお客先です。
いずれも再現するのは困難で、頭の中に入り込むこともできず、客先に足を運ぶこともできないわけではないが、客先で勝手にトラブルを再現したりするわけにもいかず、当社にとって現場主義に徹するというは非常に難しいことだと私は思っています。
ITシステム構築企業は実態は製造業なのですが、世の中全般的にそう扱われない理由のひとつは現場が見えないことに起因していると私は思っています。
ではどうするか。

システム開発において現場を再現するのは製作されたプログラムを見るしかありません。
だからコードレビューが大事だし、その前提になる設計書、その結果になるシステムテスト仕様書のチェックが大切になるのです。
これらが現場の再現であり、この観察力を磨くことが手の切れるようなシステムに近づく唯一の道なのです。
では、営業、サポートの場合はどうか。

これも社員が帰社した時には現場は消えており見えません。
この現場の再現は正直で正確な報連相でしかできません。
問題はどこにあるのか、その影響度はどうなのか、よってどう判断し、次の行動に移ればいいのか。
これらすべて報連相による現場の再現が大きく影響します。
つまり徹底した報連相が現場主義になるのです。
報連相はビジネスの基本とよく言われますが、IT業界においてはその重要度が一層増すと私は思っています。
同時に大切なことは提供システムやサービスへの深い愛情とお客様のために役に立ちたいという熱い思いです。
システムを作り上げた仲間の苦労やお客様があって自分たちの会社が成り立っていることへの感謝の思いがあればあるほど、報連相はより真剣なものになる、というかならざるを得ません。
つまり「手の切れるようなICTシステムやサービスを心掛ける」と報連相の徹底は表裏一体なのです。
これがあってお客様の悩みや問題を解決することができるのです。
当社の経営理念の延長にこの項目と報連相があることを忘れないでください。


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