神様が与える出会いは、受けての精神状態が低いと通り過ぎる

「神様が与える出会いは、受け手の精神状態が低いと通り過ぎる」という言葉があります。
出会いは皆さんに均等になるように神様は計らってくれているのですが、その出会いをご縁として生かすか、殺すかは結局その受け手次第ということなのだろうと思います。

先日、Ｏ社のＳさんが来福され、当社の学力向上Ｗｅｂシステムについて、自治体始め大手民間塾の展開等々や今後の提携の在り方についてかなり突っ込んだ話をしました。
日本の教育業界に貢献しようというお互いの思いが共通しているので話は盛り上がり、非常に有意義な時となりました。
今後、両社の関係はより緊密になっていくと思いますし、この分野において当社は先駆者としての役割を果たすことになるだろうと私は思っています。
両社の出会いはＳさんからの一本の電話から始まりました。
Ｓさんは振り返りながら、多分電話に出たのはＦさんだったと思うが、少しも怪しがる風はなくちゃんと話をつないでくれた。
そして訪問してみると、こちらの質問になんでもオープンに答えてくれるし、何より私達がやりたいと思っていることがほとんどできていることに驚いたと振り返っていました。
普通は身も知らない聞いたこともない会社の人間には胡散臭い対応をするのが常なのに一切なかった。
さらに今回も訪問させていただき、改めてフレンドリーで温かい会社の雰囲気に居心地の良さを感じましたと、盛んに当社を褒めてくれました。
社交辞令が大いに含まれていたとは思いますが、自分が感じた雰囲気の要因を知りたかったのか当社の行事、特に親睦会行事等について根堀りはおり聞かれ、盛んに感心していました。

私としてはそれほどのことをしているとは思わないのですが、東京の人には物珍しかったのかもしれません。
いずれにしても突然の電話一本から始まった出会いは、徐々に広がってきてさらに大きく花開く気がします。
明日も東京に出張し、Ｋ社のＴ社長も入れた協業の在り方をもっと本格的なものにするための協議をすることになっています。
未来に夢や希望を持った人は、ささやかな出会いでもそこに必然性を感じてよりその機会を活かすように自然と動いていきます。
夢や希望のない人は出会いに対しても偶然としか思わず、下手すると出会いとも感じないで漠然とやり過ごしていきます。
自分は人との出会いに恵まれ、ついている人生と思うか、大した出会いもなくつまらん人生と嘆くか、まさに運命の分かれ道がここにあります。
出会いの場でのその人の精神状態、つまり心の在り方が大きく影響するのです。
夢と希望を胸に秘め、有意注意を心掛けていけば、偶然としか思えない出会いは必然に変わり、運命をも変えていくと言っても過言ではないのです。
人様との出会いの重要性を今一度噛みしめながら、シスケン手帳の「シスケンの使命と事業の意義（３）」を読まさせていただきます。