創造的な仕事をする

リーダーの役割の中で稲盛塾長は「常に創造的であれ」と言っています。
これはフィロソフィにも入っていますが、稲盛さんは地道に毎日、毎日努力を重ねることが偉大なことを成し遂げるのだと盛んに言っています。

毎日、同じことを積み上げていく、しかし、同じことばかりでは人は段々嫌になってきます。
その飽きというか、慣れを解消してくために創意工夫が必要だと言います。
同じことを繰り返すことを良しとはしない、もっと効率よくやる方法はないものかと常に考えながら仕事をこなすようにすればちょっとした工夫が積み重なってやがて大きな成果をもたらします。
時にはひらめきが湧いてがらりと仕事の進め方を変えることもあるでしょう。
そうしたことが創造的な仕事となると強調されています。
私達は同じことを続けていると飽きちゃったなぁとボヤく割りに、ではそのやり方を変えるとなると抵抗を示しがちです。
どうも技術系の人ほどその傾向が強く、私には何故おかしいと思わないのか不思議なことが多々あります。
変えていくことに臆病になってはいけません。
多少の失敗は覚悟の上でも私は変えていくことに挑戦すべきだと思います。
社歴が浅い人でも先輩に遠慮することはありません。
むしろそうした既成概念にとらわれない人の方がむしろ様々なアイデイアが浮かんだりするものです。

今月のフィロソフィ勉強会の資料の中に石川県の塾生企業の社員が、まったく門外漢の情報システム部に異動を伝えられ、しかも4千7百万円の経費削減を命じられます。
ほとんど保守費や通信費で固定費と思われる経費をどうやって削るのか、常識的に考えても無理で、できもしないことを目標として押し付けられることに反発すら覚えます。
でも、彼は稲盛塾長の『働き方』を読んで、考え方を変え、不平不満を言っている自分を反省し、「ダメだと思った時が仕事のはじまり」と経費削減への思考を巡らし、次々と実施していきます。
周囲の情報システム部の部員たちも素人の彼の疑問の指摘に確かにおかしな出費かもしれない、やり方によっては出費を抑えられるかもしれないと思い出し、協力してくれるようになります。
気がついてみれば目標を百万円上回る4800万円の年間経費を抑えることに彼は成功します。

素人や他の部署の方々、あるいは経験の浅い新人の意見をないがしろにしてはいけません。
リーダーの役割はそうした議論活発なチームの雰囲気作りが私は大事だと思います。
是非、変えていくことを躊躇しないでください。
変えられない理由を探すのは止めましょう。
そして変えていくひとつの大切な視点は同じことを繰り返していないかということです。
同じことを繰り返しているとすればそれが自動化できないか、あるいはそもそも同じ作業を繰り返すことを止められないかと考えるべきです。
ましてやその作業がミスによる対応だったり、コストアップ要因になることだったりすればなおさらです。
是非、そのような視点を持って日常の仕事を創造的な仕事へと変えていきましょう。
今朝のフィロソフィは常に創造的な仕事をするです。


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