心をベースに経営するということの意味

あの人は幸運な人だなぁ、逆にあの人は不運だなぁ。
幸運、不運とは一体、どうやって決まっているのだろうか。
自分の人生はつきがないのではないか。
若いころそうやって思い悩み、自分の運命を知りたくて占いにはまったこともありました。
運は運ぶと書きます。
したがって幸運も悪運もどちらも運ばれてくるものです。
誰が運んでくれるのか。
幸運の女神でしょうか、悪魔でしょうか。
人が運んでくるのだと私は思います。

ただし、幸運は謙虚で奢らぬ人にしか運ばれてきません。
周囲に感謝し、謙虚に立ち振る舞っている人に対して、その周囲の人が運んできてくれるのです。
わざわざ遠方から見知らぬ人が幸運を運んでくることもないとは言えませんが、多くはもっと身近な人が運んできてくれるのだと私は思います。

昔、よく大人から付き合う友達を選べと言われましたがまさにこれなんだろうと思います。
そして運んできてくれる人も運を運んでいるという自覚はないわけですが、日ごろから笑顔で感謝の気持ちで接していてくれる人には同じように笑顔で、そして感謝で返してくれます。
いいことがこうして重なって人生が好転していくわけです。

では悪運はどうか、これも人が運んできます。
「悪魔は笑顔と共に近づいてくる。まさに自分に奢りがある時に」と言った人がいます。
幸運も悪運もどちらも自分に運ばれてくるのですが、自分自身の心のあり様がその選択を左右します。
片方は感謝と謙虚さで幸運をつかみ、もう片方は奢りと高ぶり悪運をつかむわけです。

結局、自分の心のあり様で幸運をつかむ時もあれば、悪運をつかむ時もあるということです。
いやいや、自分で悪運をつかむといった愚かなことは自分はしないと言う人がいるかもしれませんが、つかむ時はみんな幸運だと思ってつかみにいくのです。
正しい選択をしたと思うのです。
それが悪運のトリガーを引くことになるとは思わないわけです。
つまりその人の心がその人の人生を決める。

「自分の周囲に起きる事象すべて自分の心の反映である」と松下幸之助が看破したのはまさにこのことなのです。
心ほど大切なものはないのです。
心のあり様と言ってもいいかもしれませんし、考え方と言ってもいいでしょう。
そしてその思考の習慣を変えない限り悪運をつかみ続け、不幸な人生を嘆き続けることになります。
会社においてもみんなでしっかり幸運をつかんでいけるか、それとも奢り・高ぶりの中で悪運をつかんでこけるか。
人の運も社運も同じだと思います。
だからこうして皆で学び合い、心を高めていくことが何よりも肝心なのだと思います。

心をベースにして経営するとはこのことを言っているのです。


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