大谷翔平選手から学ぶ地味な努力

あるテレビ番組が大谷翔平選手の人間性の素晴らしさを取り上げていました。
私は最後の部分をちょっと見ただけなのですが、それだけでも思わず凄いなぁとうなってしまいました。
日ハムのコーチの人が紹介していたのですが、彼はグランドのゴミをマメに拾うそうなんですが、彼の場合は街を歩いていてもゴミが落ちていると拾うそうです。

何故、スタープレイヤーがそんなことをするのか。
高校時代の目標達成シートにその秘密が隠されています。
実際に彼が書いた目標達成シートがテレビで映りました。
彼の目標は、高校時代はドラフトの1位指名、今は「世界一のプレイヤーになる」ことなんだそうです。
それ故に彼は二刀流にこだわるわけですね。

それはともかくその目標を達成するための目標達成シートなのですが、真ん中の升目に最終の目標が書かれています。
大谷の場合はドラフト1位指名や世界一の野球のプレイヤーです。
真ん中の升目の周りに上下左右、斜め上、斜め下に合計8つの升があります。
周囲の升には最終目標を達成するためにやるべきことが書かれています。
ちらっと見ただけなので全部は覚えていないのですが、その中に「コントロールをつける」とか、「運」とか書かれてあるんです。
世界一になるためには野球の技量はもちろんですが「運」も必要だと考えたのでしょう。

真ん中の升目は全部で9つですが、その9つの升目の周りにまた同じように8つの升目があります。
今度はその8つの升目のセンターに先ほどの最終目標の達成のためにやるべきことコントロールとか運とかを書いて、次はそのセンターの升目を達成するためにやるべきことをまたその周りの8つの升に書き込むわけです。
結局、最終目標達成のためにやるべきことが72項目並ぶことになります。
それをひとつひとつ毎日コツコツとその努力を心がけよというのが大谷の高校時代のチームの監督の指導法なのです。

そしてその運を良くするという8つの升目の一番目に書かれていたのはなんだったと思います。
なんと「ゴミを拾う」と書かれていたのです。
そして街中でゴミ拾いしている大谷選手を見ていぶかったコーチに彼は何と答えたか。
「これはゴミを拾っているのではありません。運を拾っているんです」と答えたんだそうです。
ひとつのゴミを拾って、街を少しでもきれいにする。
これは正に善行です。陰徳です。
だから運が良くなる。
高校生にして因果の道理をわきまえ、身に付けようとしているわけです。
すごくないですか。
そのコーチの人も彼は技量もすごいが、人間性がすごい、高校時代ですでにこんな考え方を持っていたと絶賛していました。

私はやがて60近くになってやっと因果の法則が働くことで間違いなく運命は変わるということを理解したのに、大谷選手は高校生です。
自分が情けないやら、舌を巻くやらです。
路上にゴミを捨てる、それは運を捨てているのかもしれませんね。
逆にゴミを拾うことで陰徳を積み、運すら好転していく。
来週の月曜日から当社の初の試みでもある清掃奉仕が始まります。
別にテレビで大谷選手のこんなエピソードを見たから清掃奉仕を皆さんに提案したわけではありません。
これは最近の出来事で清掃奉仕をやろうと思いついたのはもっと以前のことです。
おそらく清掃奉仕を腹の中では面白くないと思っている人もいるでしょう。
でも、世の中には大谷選手のようにゴミ拾いも精進だと地味な努力を重ねている人たちがおられるのです。
真剣に、愚直にゴミを拾うか、嫌々やらされ感一杯で拾うか。
いずれもあなた次第です。
でも、ゴミ拾い一つでも人間性を高めることはできるのです。
そのような価値のある清掃奉仕にしましょう。

新型ウイルスコロナのお陰で世の中が暗くなっている今だからこそ、みんなで社会に優しいことをしましょう。
これも私たちなりのフィロソフィの実践なのだと思います。

今朝のフィロソフィは「地味な努力を積み重ねる」です。


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