不況を乗り切る5つの対策

日経産業新聞が一面特集で「コロナが試すJALの稲盛流」と題して特集していました。
当社のフィロソフィ手帳にも掲載されている「不況を乗り切る5つの対策」も掲載されていました。

今は世界的なコロナ不況でどこも大変です。
当社も大変ですが、リーマンショックの時よりも先が見えない不安感もあって精神的にもきついのが今回の不況です。
特に、旅行・観光業界は最悪の状態に陥っています。
先日の観光連盟の総会でも3年後の北陸新幹線福井開業してもみんな潰れて泊まるところもないということにもなりかねないと言った悲痛の声が出ていました。
当然、JALも大変です。
旅行や出張する人がいないのですから、乗客が来るわけがありません。
飛行機を飛ばしても空気を運んでいるようなものです。

でも新聞記事を読んでさすが稲盛さんの指導を受けたJALだと感心したのが、成田空港のJALの社員がコロナ禍で人手が足りなくなったネギ農家から収穫業務を受託してネギの収穫に汗する姿が紹介されていました。
荷下ろし業務を担当する社員の人達の自主的な判断で行われています。
会社が命じたわけではありません。
農作業の受託がJALの業績に貢献するわけではありません。
「手が空いているからと言って3人の仕事を5人で回すようなことをしてはならない。仕事がなく手が空いているのなら研修して新商品を開発するか、営業にでるか。さもなければ草むしりをするかだ」
この稲盛さんの教えを知っている人はこのネギ収穫の意味がわかりますよね。
草むしりならぬ、ネギむしりなんです。

でも、先の稲盛さんの教えを知っていても皆さん実施できますか。
どうせ草むしりするなら、困っている農家さんを助けようという強い利他の心が働いています。
このような苦しい時にこそ、その人や会社の真価が問われると私は思います。
自分たちが苦しい時に人助けができる人、会社もそうです。
そのような人たちには必ず運が巡ってきます。
不況時の全員営業、これも稲盛さんの教えです。
全社員がこの意識を持ってください。

みんなでどんな仕事でもかき集めてこなければなりません。
コロナでコンパもできませんが、大家族主義を思い起こし、どうすればチームワークの維持ができるのか工夫をしてください。
そして経費節減、創意工夫、必ず自分にできることはあるはずだと知恵を絞って自分の周囲の仲間たちに貢献することを自分の使命だと思ってください。
不況の時こそ周囲への感謝の気持ちが大事なんだと思います。


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