思いは必ず実現する

私達が心に思い描くことは必ず現象として表れると言います。
思念は業を生むとお釈迦様は定義されていますが、稲盛さんによれば善いことも悪いことも一度思ったことはカルマ(業)といて魂に沈着します。
このカルマが因となって必ず現象として表れる、これが果であり、因果の通りが成立するわけです。
だから善いも悪いも思いは必ず実現するわけです。

では、善きこととはどんなことをいうのでしょうか。
善きこととは、「自分より他の人が上手くいって欲しいと思う、優しい愛に満ちた思いやりの心を持つことを指している。」と稲盛さんは言われています。
前々週にお話したうどん屋で七味を他者に差し出すのも思いやりですが、自分の成功よりも他者の成功を願う、これが愛に満ちた思いやりだというわけです。
なんとか七味ぐらいなら気を回すことができるかもしれませんが、自分よりも他の人の成功を願えますか?
むしろ人の成功を妬むのが我々凡人の常です。
善きこととはまさに愛に満ちた思いやりまでいかなければ、素晴らしい”果”を生むことはできないのでしょう。
まさに利他の心です。
このように言うと抹香くさいと反発する人もいるかもしれませんが、古今東西、普遍的に利他の心の重要性は説かれているのです。

キリスト教では「与えなさい、そうすればあなた方にも与えられる」という教えがあり、だから欧米人はボランテイア意識が高いのです。
中国では「積善の家に余慶あり」と言われ、日本では「情けは人の為ならず」です。
これらすべて自利利他の教えなのです。
つまり利他行は魂に沈着した悪いカルマを消していく、その結果魂が浄化され、幸運を呼び込むことができるのです。
私達がフィロソフィを学ぶのもシステム研究所という組織とその構成メンバー全員が心を高めて魂を浄化することで物心両面の幸福と永年企業を実現しようということにあるわけです。
そう言われても自分よりも他の人がうまくいくことを願うような心境にまではなかなかなれないと尻込みする人もいるでしょう。
私もその一人ですが、そのような皆さんはまずはうどん屋で他者に七味を差し出す小さな思いやりからからスタートするしかありません。
さらに言えば、思いですからまずは思うだけでもいいのです。
そして小さな善き思いを少しづつ実行に移していくことが大切です。
その意味では私達の毎日の仕事や生活が修行の場でもあるのです。

大切なことはできる限りそのことを意識して毎日を過ごしてくいことにつきると私は思っています。
今朝のフィロソフィは心に描いたとおりになるです。


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