感情のPDCAサイクルが成功をもたらす

感情の識別能力がついてくると次に来るのがその利用だそうです。
つまり感情を利用して「気持ちをつくる」ということです。
例えば、何らかの課題や目標に取り組むときに、それにふさわしい感情を自らが作り出すことです。
フィロソフィの自燃性にも通じますが、自ら燃えるように自分の感情をし向けていくわけです。
そのための訓練と言ってもいいかもしれません。
いわゆる「モチベーションを上げること」と似ています。
あるいはものごとを少しでも良いようにとらえようと志向することでもあります。

自分にとって望ましくない境遇に置かれたとき、「この経験はきっといつか役に立つ」と思うことは、厳しい逆境を乗り切るために感情を利用していることになるそうです。
将来の成長する自分を想像して自らを鼓舞していくといったことも感情の利用に通じます。
感情を識別したり、理解したりした後、自分の感情を利用して、実際に行動を起こすわけですが、行動の過程でさまざまな状況の変化があれば、そこで感情を調整し最適な方向へ軌道修正しなければなりません。
これが感情の調整能力ということだそうです。
これだと決めて突っ走るだけではなく、自分の感情の理解と活用はこれでいいのだろうかと時々チェックするわけです。
当然ながら周囲の感情も考慮して調整を図っていくことになります。
ある意味、感情のPDCAサイクルですよね。
これはその人の協調性を育てることにも通じると思います。
最終的には自分と周囲の感情をコントロールすることになります。

結局、これらの過程を経てその人のEQが高まっていくわけですが、EQが高い人は周囲の人々の感情と自分自身の感情を掴むことができるわけですから、その感情が発生する原因を理解しようとします。
原因が分かれば対処できるため、自分と周囲の人々の感情をうまくコントロールし物事を良い方向に進められるというわけです。
周囲の感情をコントロールするというと誤解する人もいるかもしれませんが、相手の感情を識別してそれに合わせて対応していくわけですから、周囲の人も協調しやすくなるのでものごとはスムーズに運ぶわけです。
いくらIQが高くても出世出来たり、成功出来たりするわけではないのは、能力の高い人は唯我独尊になりがちで周囲の感情を無視したりしますから助けを得られず孤立していくわけです。
システム設計やビジネスにおいてはEQの方が大切だというのは極めて論理的なことなのだと改めて合点がいった次第です。
仕事だけではないかもしれません。
生きていく上でもEQは大切なことなのだと思います。
結局は自分や周囲の感情をコントロールできることがその人の思いの実現や成功へと導いてくれるのです。
今朝のフィロソフィは周囲の人を気遣いながら仕事を進める協調性を持っているです。


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