EQはリーダー必須の能力

今朝はEQとリーダーシップの関係がテーマです。
EQが高い人は自分自身が困難なミッションを遂行しなければならないときは、それを達成した自分をイメージし、行動に向けた意欲を高めるような感情のコントロールを行うことでモチベーションを高めていきます。
したがってEQの高さはリーダーシップにおける重要な要素となります。
EQはリーダーに必須のスキルと言っていいかもしれません。

EQが高い人は、共感力に優れ「相手の立場に立って、自分に何ができるかを考える」能力を持っていると言われています。
この共感力がリーダーの立場では強力な武器になります。
メンバーの気持ちを察し、チームを良い方向に導くようなコントロールができるため、EQの高い人がリーダーを務めるチームは高い成果を上げ続けるこができると言われています。
時間はかかってもEQは訓練により鍛えられると言われています。
日常の行動から訓練していくことがEQを高める近道です。
以前にも触れたようにまずは感情の識別です。
つまり自分や周囲の人の感情の動きを捕まえられるように、心の観察力を磨き、次に感情のコントロールを高めるわけです。
この時、大事なことは何度も言いますが利己心や保身の感情を排し、素直な心で自分自身の感情、相手の感情をみることです。
リーダーシップを向上させたいと思い、自分の行動に改善を図りたい点があると「気づき」を得たとすれば、その行動を取ったときの自分の感情を思い起こします。
そしてその感情が現れたときに注意して行動すれば、自ずとその課題は改善され良い方向へ向かいます。
これが感情によるコントロールの第一歩です。

私を例にして具体的に言えば、人の話に割って入ってしまう、あるいは話の腰を折るといった癖があったとします。
そうなる時の自分の感情を分析するわけです。
相手の話にイラついていたとか、話の先回りするような思考をしているとか。
だから感情がイラついてきた時に自分で自分に「話が終わるまでじっくり聞こう」と注意を促すわけです。
周囲の感情の分析で言えば、リーダーとしての自分が部下の失敗を注意している時に他のチームメンバーも含めて暗くなってしまう傾向がチームにあると分析できれば、失敗を注意した後には失敗を改善した後の効果をことさら強調するようにしようと心がけようとか、あるいは注意する前に過去の善いことを誉めてから注意するとか。
そしてそれらの効果を検証するわけです。
どちらがチームの雰囲気を和ませたかというようにです。
良い変化がもたらされたのであれば継続し、そうでなければ要因を分析し改善を加え行動を続けます。

こうした感情のPDCAを回して経験値を高めていけばEQを活用したリーダーシップとなり、メンバーの感情をポジティブな方向に導くことになります。
当然、チーム内のコミュニケーションも良くなり、その感情がメンバーの行動を良くしていくことになります。
これは私の経験からの勝手な思いですが、自分の体調とか体重管理、あるいは服装、容姿とかにルーズになりがちな人は、この感情を察する感性もどんどん鈍感になっていくように私は感じています。
人の心の動きも察することが苦手なわけですから、自分が周囲からどうみられているかとか、自分の体調の管理や容姿といった面でも鈍くなっていくと思うのです。
これらが鈍くなっていくと仕事の完成度というか出来栄えにも鈍感になっていきます。
つまり感情の動きに機敏な感性を持っている人は体調や容姿の管理にも敏感になり、仕事の品質も向上していくことになります。
その上、パソコン相手の仕事をしているとこうした感情の動きを把握することがさらに苦手になりがちですから、私たちはかなり意図的に訓練しないとEQは向上していかないと思います。
体調管理や服装管理等々ができていない人はなおさらです。

また、リーダーの方々にもこうした日常的な訓練を是非心がけるようにお願いします。
これが部下との良好な人間関係を築くことになります。
これは私生活、例えば夫婦関係とか友人関係にも効果を発揮します。
幸福な人生の第一歩がEQなのだと思いました。
今朝のフィロソフィは常に自己管理を心がけ、万全な体調で仕事に臨むです。


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